ここ最近、マツダが苦戦している「タイ市場」
その事情について知ることが出来る記事がありました。
情報元:日本車ショールームが激減 – NNA ASIA・タイ・車両
情報元は「NNA ASIA」です。
こちらに書かれている内容は以下の通り。
- タイでは中国のEVメーカーの参入で日本車ショールームが激減している
- 背景には「販売店で売り上げの伸び悩みがある」
- タイではマツダは「ティア2」に属しており、販売店の従業員などはティア1や中国メーカーへの転職を希望している
- マツダのショールームは中国の広州汽車集団傘下のEVメーカーや広汽埃安新能源汽車に改装された
- 日系メーカーは「ハイブリッドばかりでEVへの対応が遅い」ために車が思うように売れずに赤字に苦しんでいる
- マツダは「アフターサービス」で反転攻勢に乗り出している
マツダの決算発表でもありましたが、タイ市場でかなり苦戦しているようでした。その背景にはこういった理由があったんですねぇ。だからバンコクモーターショーで「MX-30 R-EV」をお披露目したんだと納得できました。
ただ、世界的に見ると「EVは失速しており、HEVが主流」という感じですが、タイではEVに注目しているようです。この流れは後々タイでも「やっぱりHEVだった」ということになりそうな気がしますけど、大丈夫なんですかねぇ。
マツダは色々な市場の事情に振り回されているようです。
マツダはアフターサービスに着目して反転攻勢しているようですが、こればかりは流行などもあるので難しい問題ですねぇ。