スポンサーリンク

未来のマツダ車に直接使えないのは「直6」と「8段AT」&「丸本社長はFR計画に怒っていた」という話

マツダ全般
スポンサーリンク
- -- ---

マツダの丸本社長がインタビューに答えており、その中でラージ商品群に関する話が出てきていました。

情報元:第35回:「ホントに失礼だな(笑)」 小沢コージがマツダの丸本 明社長を直撃!(前編) 【小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ】 – webCG

情報元は「webCG」です。
こちらでは、マツダの丸本社長がインタビューを受けています。

その中で気になるよう内容が以下の通り。

  • ラージ商品群の戦略は賭けではなく、非常に緻密で計画的な戦略
  • 6気筒をつくるより「EV」を生産する方が大変
  • 少なくとも13年は「内燃機関」をつくり続けることができる
  • ラージ群への投資は「将来のEV生産ラインへの投資」でもある
  • 丸本社長はFR計画を聞いたときに「机をたたいて怒った」
  • EV時代は後輪駆動車の時代
  • 今の投資で将来直接使えない技術は「8段AT」と「直6エンジン」
  • 今の防府工場の生産キャパは「北米用CX-90の立ち上げでいっぱいになる」

とても興味深いことが語られていますね。
マツダのラージ商品群への考え方がよくわかるインタビューとなっており、この投資が将来のEV車へと繋がっているのはワクワクさせますねぇ。また、丸本社長がFR計画で怒っていたのは意外でした。

また防府工場に関する話も出てきました。
どうやら北米用のCX-90が立ち上がることで”今の”防府工場のキャパシティーがいっぱいになるみたいです。ただ、元々CX-60(欧州)→CX-60(日本)→CX-90(北米)という段階的に1年かけて投資していくという計画を立てていたみたいですね。

それとCX-70は「CX-90」とほぼ同じサイズという話が出てきています。
CX-70は「7月~9月発表」で「CX-90とまったく同じ寸法」らしい

もしこの話が本当だとすれば、CX-60とCX-90の生産がうまくいけば、サイズが同じで中身が違う「CX-70」も「CX-80」もラインに加わるのも不思議ではなさそうです。

実際のところはどうなのかはわかりません。
防府工場での大規模改装が実施されましたし、本社工場では特に何か動きがあるわけではないので、ラージ商品群を防府工場で完結させようという計画のように思えますねぇ。

ラージ商品群って残り13年の橋渡し的な存在かもしれません。
これらが現役の間に本社工場を「EV生産(MX-30を生産してますし)」に向けて本格的に改装していくのかもしれませんねぇ。