マツダのフラグシップだった「MAZDA6」
現在ラージ群で採用されている「縦置きエンジン&FR」になる可能性は低いようです。
情報元:Dreams of RWD, straight-six Mazda6 crushed | GoAuto
情報元は「GoAuto」です。
こちらでは、マツダのCX-60担当デザイナーである玉谷氏に対してインタビューをしているんですが、内容がとても気になるものとなっていました。
- マツダの玉谷氏によると「FRの新型MAZDA6とCX-60に搭載されている直6ターボを組み合わせる構想は現実的には難しい」
- 玉谷氏「(次期MAZDA6に採用すると)車高がSUVよりも低くなるため同じプラットフォームを適用することが出来ない」
- ラージ群プラットフォームは主にSUV向けに設計されている(最低地上高が150mm~160mm)
- MX-5(日本名:ロードスター)は別物で現在のプラットフォームを使い続けることができるかもしれないが、リア駆動の乗用車となると別の話になる。
- その答えは「SUV以外の製品を作るためにもうひとつのFRプラットフォームを作ること」
- ラージ群が成功すれば「次期MAZDA6の道も開けるかもしれない」
玉谷氏が色々と語っていました。
CX-60に採用されている「ラージ群用プラットフォーム」はSUV向けに設計されたものであり、これをセダンなどのモデルに転用することは難しいそうです。
なので、マツダとしては内燃機関を搭載するラージ群に対しては「セダン」などは想定していないのかもしれません。そうなると、もう完全に内燃機関を搭載したラージ群セダンの夢は無くなってしまいましたねぇ。
ただ希望は「EV」です。
→マツダが中期経営計画のアップデートを発表、EV専用群には「VISION COUPE」らしき車両の姿も
こちらでは「VISION COUPE」や「ビジョンスタディモデル」などが登場しており、マツダファンをワクワクさせる発表となりました。これらには「EV専用プラットフォーム」が採用されているので、こちらなら「スポーツカー」や「セダン」などの車種が登場する可能性が残されています。
とにかく、マツダは今後しばらくは「SUV」で成功を収めると腹をくくっているようです。これが大成功して将来的に「MAZDA6」が復活すると良いですねぇ。