マツダの売りでもある「商品改良」
現行第6世代からどういった周期なのかをみてみます。
前回:「2023年商品改良MAZDA2」を見学してきました(マツダブランドスペース大阪)
前回、デザインが変更された「2023年商品改良MAZDA2」の実車を見学してきました。かなり雰囲気が異なるデザインを取り入れられているのがとても気になりますねぇ。これが将来のマツダデザインを予見させるものなのか。
そこで、現在販売されている第6世代モデル「MAZDA2」「MAZDA6」「CX-5」のデザイン変更周期を調べてみました。
車両画像引用元:マツダ株式会社
■MAZDA2
2019年7月:デザイン変更(MAZDA2に名称変更)
2023年1月:デザイン変更
約4年でデザイン変更されていました。
一応デミオ時代も考えると2014年に登場しているのでMAZDA2になるまで「5年」ということになります。
■MAZDA6
2017年11月:デザイン変更(MAZDA6に名称変更)
2022年12月:20周年特別記念車
2017年にMAZDA6が登場してデザイン変更はしていません。
ただ「20周年特別記念車」というかなり特別なモデルが登場しました。もしかするとこれが最後の改良となる可能性もあるので一応載せておきました。
■CX-5
2016年10月:フルモデルチェンジ
2021年11月:デザイン変更
約5年でデザイン変更されていました。
2016年はCX-5(KF)のデビューですので、デビュー後初のデザイン変更となりますね。マツダの主力モデルですので、頻繁に改良が加えられていますが、デザイン変更程の大規模はやはり5年くらいは要するようですねぇ。
これらの数字を基に、それぞれのモデルがデザイン変更(もしくはフルモデルチェンジ)される時期を予想してみました。
次回デザイン変更される予想年 | |
MAZDA2 | 2027年 |
MAZDA6 | 2027年 |
CX-5 | 2026年 |
計算式は以下の通り。
デザイン変更される予想年 = デザイン変更された年 + デザイン変更に要した年数
マツダは2030年までにすべての車両を電動化するという戦略を発表しています。その2030年までにはどのモデルでも時間がありそうです。2025年からは「EV専用プラットフォーム」を導入することを考えると、上記の予想年辺りで既存モデルのフルモデルチェンジを行うというのはあり得そうかもしれません。
MAZDA2は2027年頃まで生き残れるかもしれないデザインになりましたし、MAZDA6はそれまでに販売終了している可能性があります。
果たして実際のところはどうなるのか。
上記モデルが2030年にどれだけ残っているのかが気になりますねぇ。