マツダの新世代商品第2弾「CX-30」
個人的に気になっている「CX-30」のデザイン変更についてです。
前回:「MAZDA2」「MX-30」「VISION STUDY Model」から考える、マツダの第8世代デザイン
前回、勝手な妄想をしてみました。
この妄想自体はどうでもいいんですけど、個人的に気になっていることがあります。
先日、マツダは北米で「CX-90」を発表しました。
これでラージ群も2車種目となっており、ラージ群におけるデザインの方向性などがわかるようになってきました。CX-5でも似たようなデザインが採用されたりもしています。
その特徴が以下の通り。
- ボディ下部の樹脂部分の面積が少なくなっている
- 上位グレードでは樹脂部分も「ボディ同色」
- シグネチャーウイングのウイングが短くなる
これがマツダ全体の方向性なのか、それともラージ群特有の特徴なのかはわかりません。ただ、CX-3でも樹脂部分に「光沢」が追加されたりしています。そう考えると、マツダ的にはこの「樹脂部分」について何かしらテコ入れをしたいのかもしれません。
「CX-30」のデザインは上記の全てに反しています。
樹脂部分は圧倒的に多いですし、ボディ同色ではなく、第7世代特有の横に最大限延びたシグネチャーウイングとなっています。
CX-30も4年目を迎えます。
最近のデザイン変更周期は「4~5年」がトレンドとなっています。
→マツダの現行第6世代(MAZDA2、MAZDA6、CX-5)で考えるデザイン変更周期
CX-30は登場して間もないモデルですので、この周期で大規模な変更がされる可能性はわかりません。それでも、第7世代でありながらも他のSUVラインナップとしては遅れている様にも見えてしまいます。
なので、CX-30がデザイン変更されたとしたらどうなるのかがとても気になりますよね。最近の流行に乗るのならば「樹脂部分を少なくする or ボディ同色」になりそうですが、かなり大規模なデザイン変更をしなければなりません。
ちょっと不思議なのが、CX-30開発当初では「樹脂部分でワイルドさを表現」として売りにしていましたが、今ではそれを他のモデルで否定するような感じになってしまっています。そう考えるとCX-30ってちょっと不遇な存在な気がしなくもないですよねぇ。
CX-30はCX-5との2本柱になることが予想されていました。
しかし、実際は「CX-5」だけが支えている状況です。この状況を打破するためにもCX-30に起爆剤が欲しいですよね。それともCX-60が登場すればその役目も終えてしまうのか。
今年の商品改良で「デザイン変更」はあるのか。
MAZDA3は変わってほしくないんですけど、CX-30には何か変更があると良いですねぇ。