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外付けディスプレイオーディオ「NPD-A100」を購入して試した感想

デジタル
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外付けディスプレイオーディオ「NPD-A100」

ずっと気になっていたので購入してみました。

前回:最近気になっている外付けディスプレイオーディオ「NPD-A100」

前回、気になる商品がありました。
外付けのディスプレイオーディオでApple CarPlay /  AndroidAutoを使用できるというので、個人的にとても興味が湧いていました。

興味が湧いた理由は「ディスプレイ内蔵」で「Apple CarPlay / AndroidAutoが利用可能」、そして「低価格」ということです。気軽にApple CarPlay / AndroidAutoを試すことができるのは、かなり魅力的ですよね。

というわけで購入してみました。

価格は「19,800円(税込)」

オートバックスで購入しました。
店頭には並んでおらず、店員さんに聞くと奥から出してくれました。どうやら発売されたばかりらしく、出しているお店と出せていないお店があるみたいですねぇ。

価格は「19,800円(税込)」でした。
10.26インチのIPSディスプレイ(タッチスクリーン対応)が搭載されてApple CarPlay / AndroidAutoも利用可能でこのお値段はなかなかお買い得だと思いました。

もっと安さを求めるならば、ディスプレイ非搭載型で純正ナビなどのディスプレイを使用する方式がありますけど、私は独立したディスプレイが欲しかったのでこれにしました。

スペックについて

スペックは「CV7357 ARM Core Cortex -A53@1.2Ghz」というCPUが積んであるそうです。調べてみても詳細は不明でした。正直、あまり期待できなさそうなスペックですが、Apple CarPlay / AndroidAutoだけを使用するならこれくらいでも良いのかも。

また「Bluetooth」と「Wi-Fi」にも対応しており、マイクとスピーカーも内蔵しています。なので、独立してApple CarPlay / AndroidAutoが利用可能になっていました。一応、AUX-outもありますので、音声出力も可能。

ディスプレイとスタンドは「ねじ止め固定」

ディスプレイとスタンドは「ネジ」で固定します。
こういう製品は「スライドするだけで取り付け可能」なことが多いですが、今時珍しいねじ止め式となっていました。なので、組み立てがちょっと面倒。

ただ、付属品に「ネジとドライバー」が付属していますので、特に用意する工具はありません。

ディスプレイの可動域はかなり狭いです。
スタンドにあるツマミを緩めるとボールが動く仕組みとなっており、可動域は本当にわずかとなっていました。なので、置く場所によってはちょっと困るかも。

電源は「USB Type-C」が利用可能

この商品の電源は「USB Type-C」でした。

購入する前は「USB Type-B」や「独自規格」な方式かと思っていましたが、意外にもType-Cとなっていました。個人的にはとても嬉しい。

付属品のケーブルには「シガーソケット(DC12V/24V車対応)」がありますので、基本的には車内でこれを使うことになります。

ただ電源電圧は「DC5V」、最大消費電流は「2A」となっており、本体部分はUSB Type-Cになっているので汎用のUSBケーブルとACアダプタも利用することが出来ました。

さっそく「Apple CarPlay」を使ってみる

さっそく使ってみます。
色々とじっくり弄り回したいので、家にあったACアダプタを使用して電源を確保しました。

正直、安い中華製品だと思っていたので期待していませんでした。
しかし、予想に反して意外と良い感じでした。

10.26インチ(1600 x 600)はとても見やすく、ぱっと見の画面はとても綺麗に感じました。近づいてよーく見ると画質がガビガビですが、車内で使う場合は、ある程度離れて使用しますので問題はないと思います。表示領域とタッチパネル面との隙間がかなり空いているのがちょっと違和感を感じはします。

ただ、ディスプレイは中華製でよくある「青みを帯びた色合い」となっています。かなり青みが強いですので、気になる方は気になるかもしれません。

スマートフォンをBluetooth接続すると「Apple CarPlay」が利用可能になります。

横長ディスプレイなので、アイコンが「5×2」表示でした。
動作は少しもっさりですが、そこまでは気になりません。

Apple純正「マップ」アプリを使用するとこんな感じ。

かなり見やすいですね。
正直、タフトに装備している8インチナビよりも見やすいと思いました。地図のスクロールなどもカクツキと追従遅れがあるものの、一応は使い物になる感じ。

Googleマップだとこんな感じ。

Appleとあまり変わりませんね。
個人的にはGoogleマップよりもAppleマップの方が優しい案内な気がするので、私はAppleマップを利用しています。

AirPlay(ミラーリング)も試してみる

この商品には「AirPlay」も使用できます。
こちらは、スマートフォンと本商品をWi-Fi接続した状態で使用することが可能となっています。

ディスプレイの表示可能領域いっぱいに表示されました。
タフトの純正ナビと違って高精細なのも良いですねぇ。遅延もそこまで酷くはなく、YouTubeなどの動画も表示させることが出来ました。

iPhoneと比べてみるとこんな感じ。

これをみると、ディスプレイオーディオのディスプレイがかなり青みがかっているのがよくわかると思います。なんで中華製ってこんなに青みがかっているのか不思議。

Apple CarPlayでナビを使用した感想

Apple CarPlayのナビを実際に使用した感想です。
Apple CarPlay事態の性能は分かり切っていますので、こちらではこのディスプレイオーディオについての話です。

この価格なのでナビ案内時の動作(ナビ案内音声、地図拡大、アニメーションなど)にあまり期待していませんでしたが、意外と自然となめらかに動作してくれました。これなら普段使いも問題はないと思います。

マイクとスピーカーが装備されていますので、Siriも使えてスピーカーからは案内が聴こえてきます。車載スピーカーから聞きたい場合はAUXで接続すればよさそうですけど、最近のクルマにAUXが装備されているのかがちょっと不安。

また、この製品はスマートフォンのGPSを利用して自社位置を判定する方式となっており、トンネルや電波の届かないところではちょっと不安が残ります。なので、場所や環境によっては形態の電波がなくなって使い物にならない場合があることは頭の片隅に入れておきたい。

気になる点

「THE・中華製」な感じはします。
作り込みは若干甘く、操作音をOFFにしてもApple CarPlay表示の時に本体操作(音量調整など)を行うと操作音が鳴ったりします。それと設定画面で設定できる項目が少なかったり、ホーム画面が編集できなかったり。

それと「台座がふにゃふにゃ」です。
ぐにゃぐにゃに曲がるので耐久性に不安があります。台座裏に両面テープがついているので、ここと車両側とくっつけた時にすぐ割れそう。

一応、技適マークなどはありますので問題はなさそうですけど、果たしてどれくらいで寿命を迎えるのか(総務省の技適検索ではちゃんとありました)

スマートフォンとの接続は「ワイヤレスのみ」です。
なので、BluetoothもWi-Fiもこの製品と接続することになりますので、車両側とBluetooth接続して音楽を流すなんてことはできないかと思われます(実際に試していないのでわかりません)この製品からも音楽を鳴らすことはできますが、正直音質はお察しの通り。

総括

約2万円で「ディスプレイ」と「Apple CarPlay / AndroidAuto」が手に入ると考えると、個人的にはお買い得だと思いました。電源はUSB Type-Cなので、いつでもどこでも使用できるのも嬉しいところですねぇ。

これで「Apple CarPlay / AndroidAuto」のテスト環境が整いました。気軽にそれぞれの機能を試すことができるようになったので、今後は色々とテストをしていきたいですねぇ。

また、ディスプレイオーディオが欲しい、とにかくApple CarPlay / AndroidAutoだけを使用してみたいという方にもお勧めできるかと思います。なによりも低価格なので、気軽に試せて壊れたら諦めがつきますからね。

こういうのを待ってました。

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