マツダの新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」
オーストラリアでも投入され、その燃費性能についてがテストされています。
情報元:2020 Mazda3 Skyactiv-x v Mazda3 Skyactiv-G comparison test
情報元は「whichcar」です。
こちらでは、2020 MAZDA3 の SKYACTIV-X 搭載モデルと SKYACTIV-G 搭載の燃費を比較するテストを行っていました。
テストの内容は以下の通り
- MAZDA3 HATCHBACKの「SKYACTIV-X」と「SKYACTIV-G 2.0」搭載モデルでの比較
- テストコースは、メルボルンの都市部38.2kmと172.9 kmの高速道路と田舎道を設定、合計で211.1km走行した。
- タイヤ空気圧、エアコン設定、アイドリングストップ作動、燃料タイプは全て同じように設定
- 使用した燃料は「95RON」
- エアコンは使用している
テスト結果は以下の通り
SKYACTIV-X | SKYACTIV-G | |
都市部 | 5.65L/100km (17.69km/L) | 5.26L/100km (19.01km/L) |
高速・田舎道 | 5.75L/100km (17.39km/L) | 5.87L/100km (17.03km/L) |
燃料消費 | 12.1L | 12.16L |
今回のテスト結果では「3時間の試乗で8.3%の燃費削減」を確認できたそうです。
オーストラリアでも、SKYACTIV-Xでは間違いなく従来型よりも燃費の改善がされていることが再確認できていますねぇ。
ただ、こちらの記事でも「価格に対してのこれだけの価値があったのか」という疑問についてが書かれています。マツダの技術力とその目標に関しては達成したことが証明されましたが、正直、まだまだ消費者に対してのこの部分を納得してもらうことはなかなか難しいのかもしれません。
個人的には、SKYACTIV-Xの凄さは「乗り味」だと思っています。スムーズな発進と上質な走行フィーリングにはマツダの描く「こうなりたい」という姿を感じることが出来ます。それでいて従来型よりも燃費が良くなっていると考えると凄いことですよねぇ。
今後、マツダどのように「SKYACTIV-X」を熟成させていくのか、そしてこのXはまだ通過点に過ぎません。その次の新世代エンジンがどのようになるのかが注目したいところです。