マツダの緊急時運転支援システム「Mazda Co-Pilot Concept」
合成データ生成・編集ツールの開発・提供元が明らかになりました。
情報元は「シリコンスタジオ株式会社」です。
こちらのニュースリリースでは、マツダの「Co-Pilot Concept」用合成データ生成・編集ツールを開発・提供したことが発表されていました。
- デジタルコンテンツ関連ビジネスを展開するシリコンスタジオ株式会社が、マツダの「自動運転技術開発用合成データ生成・編集ツール」を開発・提供した
- このツールは「自動運転技術開発のための環境認識・認知領域における深層学習アルゴリズムの検証用教師データ作成を支援する」
- 道路構造や鉄道線路などのインフラ構造物を主体とする「ベースデータ」、建物や樹木、遠景からなる「背景データ」、車両や信号、標識などの「アセットデータ」を合成し、景観データを生成可能
- 編集ツール機能、アノテーション機能、車載センシング機能、エディット機能を備えており、生成された景観データは MAZDA CO-PILOT CONCEPT 技術開発のために必要な環境認識・認知領域におけるディープラーニング(深層学習)アルゴリズム検証用の教師データとして活用できる
- 合成データ生成・編集ツールは、ゲームエンジン「Unreal Engine 4(アンリアルエンジン 4」で開発
これはなかなか興味深いですねぇ。
自動運転技術開発にはゲーム開発用エンジン「UE4」が使用されているそうです。今の時代、デジタル分野はとても幅広領域をカバーするようになったんですねぇ。
マツダがデジタル化を推進しているのも頷けます。
これからはこういった分野にも精通していなければ、様々な精神の開発は出来なくなってくるのかもしれません。