マツダも危惧している「アメリカ次期大統領の関税政策」
メキシコでは厳しい状況になることが予想されていますが、マツダメキシコは「プランB」という戦略に移行するそうです。
情報元:Mazda’s Mexico Investment to Hinge on Trump Tariff Decision _ Financial Post
情報元は「Financial Post」です。
こちらでは、マツダメキシコ社長のMiguel Barbeyto氏が米国の関税に関して色々と語っていました。
- Miguel氏は「トランプ大統領の関税について明確な説明がない限り、メキシコでの投資戦略を再考する」と述べた
- もし25%の関税を課す場合、メキシコの生産戦略について非公開のプランBに移行するだろうとも述べた
- 明確な説明がなければ「マツダにとって良いビジネスにならないというのが実情だ」だと述べ、より確実性が高まるまで投資を中止すると付け加えた
トランプ氏が以前から「関税を増やす」と発言していましたが、メキシコではかなり厳しい関税が課せられると予想されています。ただ、まだ具体的な話などは出ておらず、実際に実行するのか、しないのかについては発表されていません。
マツダもメキシコに工場を持っており、メキシコ工場から米国への輸出は約70%を占めているそうですので、実際に関税が課せられた場合はかなり痛いですよねぇ。そのため、マツダメキシコ側も色々と対策を考えているようです。
来年、どうなるのかが注目です。