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中国でSKYACTIV-Xを投入したのは「ブランド価値向上のため」

マツダ全般
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マツダの新世代エンジン「SKYACTIV-X」

今回は、中国市場での投入理由についてです。

情報元:单店仅售出2辆 长安马自达难打“压燃”牌_垂直频道产经中心汽车频道_北京商报_财经传媒集团

情報元は「北京商报」です。
こちらに書かれている内容は以下の通り。

  • 北京商报の記者によると、SKYACTIV-X搭載モデルはあまり人気がない
  • 中国市場での長安マツダの依存が強くなっている中、CX-8やCX-30、SKYACTIV-Xなどを導入したが販売台数にあまり貢献していない
  • 長安マツダの関係者曰く「SKYACTIV-Xの導入は販売数拡大のためでなく、ブランドイメージを高めるため」
  • 長安マツダは3年前からSKYACTIV-Xの導入を検討してテストを繰り返した
  • マツダ車販売店では、CX-30のSKYACTIV-X搭載モデルは現在「受注生産(納期は約1ヶ月)」となっており予約も少ない
  • 現在、長安マツダの売上を支えているのは「MAZDA3(SKYACTIV-G)」「CX-30(SKYACTIV-G)」「CX-5」となっている
  • 国内の消費者はモデルの見た目や価格に関心があり、テクノロジーにはあまり関心がない

中国市場の内情がわかる内容となっています。
つい最近、中国でもSKYACTIV-Xが投入されましたが、人気が高く売れているという状況にはないっていないようですねぇ。ただ、マツダはSKYACTIV-Xの導入を販売第一ではなく「ブランド価値向上」が主な理由としているらしいので、現在の状況は「誤算」というわけではなさそうです。

しかしながら、SKYACTIV-Xは欧州以外ではあまり嬉しいニュースが飛び込んできません。まだまだ新しいエンジンではありますが、これから売り方を変えていかなければ成長もできない状況になってしまう可能性も秘めています。特に電動化の流れ(特にEV化)が非常に強くなっている中、SKYACTIV-Xは不利な状況が続きそうですし。

今後、マツダはどのようにテコ入れしていくのかが楽しみですねぇ。