マツダの電動化が着々と進んでいます。
さらに、ドイツではMX-30の販売が順調だそうです。
情報元:Mazda zieht positive Jahresbilanz bei Elektrifizierung und CO₂ Ausstoß
情報元は、マツダドイツのニュースリリースです。
こちらに書かれている内容は以下の通り。
- M Hybrid または電気駆動装置を搭載した車両の60%以上が販売されている
- ドイツ市場におけるマツダのCO₂排出量は、2019年と比較して11.5%減少
- 2020年の新規登録は、44,346台のうち26,831台の車両が電動化された(60.5%)
- MX-30の新規登録数の目標は2500台だったが、予想を上回る3,782台という結果となった
2020年におけるドイツのマツダ車各モデル登録車数は以下の通り
モデル名 | 2020年登録数(台) |
CX-30 | 13,132 |
CX-5 | 10,215 |
MAZDA3 | 6,295 |
MAZDA2 | 4,822 |
MX-30(2020年9月現在) | 3,782 |
MAZDA6 | 3,125 |
MX-5 | 1,665 |
CX-3(2021年モデル) | 1,306 |
マツダの電動化がは一番環境規制の厳しい欧州を最優先しているので、マツダの掲げている中期経営計画を粛々と実行していますねぇ。欧州各国ではディーゼルエンジンの縮小なども同時に行っているので環境規制にという意味では迅速な対応だと思いますが、これがどう各市場に評価されるのかが気になるところです。
欧州での2020年登録数は「CX-30」が一番となっています。今まで主力モデルであった「CX-5」を抜いての1位は非常に素晴らしい結果ですねぇ。ただ、MAZDA3などがSUV勢に一桁も差をつけられているのには衝撃です。欧州でも本当にSUV人気が凄そう。今後は本当にSUVが主流になっていくのかもしれません。
今後、さらに厳しくなる環境規制でマツダはどのように対応していくのか、楽しみにしたいと思います。