2022年、欧州では自動車に対して新たな規制をするみたいですね。
少しだけ気になったので、調べてみました。
情報元:Safer cars in the EU – Consilium
海外フォーラムを色々と眺めていると、欧州での規制について議論されています。
その中で「先進運転支援システム」の話が、個人的に気になりました。
少し調べてみると、情報元に詳しい内容が書かれていました。
全ての自動車(トラック、バス、バン、SUVも含む)に適用される安全機能は以下の通り。
- intelligent speed assistance
- alcohol interlock installation facilitation
- driver drowsiness and attention warning systems
- advanced driver distraction warning systems
- emergency stop signals
- reversing detection systems
- event data recorders
- accurate tyre pressure monitoring
日本では、上位モデルに装備されている機能ばかりですね。
情報元には動画が公開されているので、どういったシステムが必要なのかがよくわかります。
それが全て「標準」でなければならないのが、スゴイ。
3年後の欧州の車両価格はとんでもないことになりそうな気がします。
さらに、乗用車と商用車に対してはさらなる安全対策が必要になるそうです。
- advanced emergency braking systems
- emergency lane-keeping systems
- enlarged head impact protection zones capable of mitigating injuries in collisions with vulnerable road users, such as pedestrians and cyclists.
高度な緊急ブレーキシステム、緊急時車線維持システムなどなど、より安全性を高めた機能の搭載が義務付けされるんですねぇ。さらに、バスやトラックに関しては、車両の周囲の死角をなくすように設計するか、歩行者などを検出できるシステムが必要となると書かれています。
これはもう、メーカーオプション全部載せが標準となりそうですねぇ。
まだ数年間の猶予がありますが、これは各社、大変そう。
現時点で、マツダはこういった安全装備の標準化が進んでいます。
それでもまだ追加しないと行けなさそうな機能がありますねぇ。