唐突に始まった「自作PC」シリーズ
ここまできたら電源も変えてみることにしました。
前回、現在使用している作業PCのパーツを色々と変更してみました。CPUから始まり、メモリやSSDなどほとんどの部分をグレードアップしてみました。
そして今回「電源」も変えてみることにしました。
なぜ電源まで手を出したのかというと、ずっと前からPCの「音」が気になっていました。組み立てた当初は気にならなかったんですけど、ここ半年くらいはパソコンから発生する音がずっと気になっていました。
音の発生源は「ファン」ということは分かっていたんですけど、どのファンなのかが良くわからずにCPUファンやケースファンなどを変えてみたりと色々試行錯誤を重ねてもダメ。
最終手段として「電源」を変えてみることにしました。
何故か私の先入観で「電源を変えたところで大した意味はないだろう」と思っていました。
しかし、今回購入した「RM650x」がとても素晴らしかったです。
CORSAIR RM650xについてはこちら
→RMx Series RM650x — 650 ワット 80 PLUS Gold 認証完全モジュール式 ATX PSU (JP)
コルセアの650W電源です。
PCの電源といったら「コルセア」は有名ですが、今まで使ったことは一度もありませんでした。今まで使用していたのも「玄人志向」でしたし。
この電源、購入時に不思議な体験をしました。
→ヨドバシドットコムでの価格変動で驚いた話再び
何故か「約1万1千円」ほどで購入できてしまいました。
RM550x(約2万円)よりも安い価格ということで、とてもお得に購入できてうれしかったですねぇ。
さて、本体についてです。
こちらの電源の寸法は「150x160x86mm」となっており、ATX規格に対応しているので特に問題なくケースに設置することができます。私が使用しているケースは「microATX対応」ですが、特に問題はありませんでした。
電源本体はずっしりとしていました。
約1.5kgとなかなかの重さですね。
ただ電源の重量は特に何か影響を及ぼすことはないのでどうでもいいです。
この電源の特徴は「プラグイン式」となっていることです。
必要なケーブルだけを接続することが出来るのでケース内がとてもスッキリするんですよね。以前使用していた電源でこの方式に出会って以来、プラグインの虜になってしまいました。
付属ケーブルは以下の通り。
必要十分なケーブルが付属しています。
主要なケーブル(CPU、マザーボードなど)は編込み式になっていているので見た目も綺麗になっていますが、かなり硬めですの接続時にちょっと苦労しました。
そして、この電源を購入した最大の特徴は「静音」です。
135mm磁気浮上ファンが使用されており、ファン回転時には低ノイズと優れた信頼性を実現してくれます。
しかも、この電源には「セロRPMファンモード」が搭載されており、低中負荷時にはファンの回転が停止するようになっています。約260wまではファンが回転しないので、ネットで調べ物などの軽負荷時にはほぼ無音な「静音PC」が実現できるというわけです。
実際に換装してみた感想は「めちゃくちゃ静かになった」です。電源自体はファンが無回転、コイル鳴きなども発生しておらず音は全く発生しません。そして、CPUファンやケースファンも以前に静音仕様のものに換装しているので、こちらもほとんど音を発することはありません。
結果、めちゃくちゃ静かになりました。
今まで気になっていた音の原因は「電源」が原因だったんですねぇ。これは完全に盲点でした。電源のファンの音って結構聴こえるようです。勉強になりました。
しかもこの電源は「650W」です。
今までの550Wよりもグレードアップしていますので、今後グラフィックボードを「3060」もしくは「3060Ti」に変更しても大丈夫になりました。
将来性もあがり、静音性も上がりました。
思い切って購入して本当に良かったです。とても満足度の高い買い物でした。