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「USB Type-C → Tpye-A 変換アダプタ」を使用してはいけない理由を学ぶ

デジタル
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絶賛勉強中の「USB規格の歴史」

今回は、以前の続きである「Type-C → Tpye-A 変換アダプタ」を利用してはいけない理由についてです。

前回:「USB Type-C」の取り扱いについて注意すべき点を学ぶ | K-BLOG NEXT

前回、USB Type-Cの取り扱いについて注意すべき点を学びました。とりあえずは「USB Type-Cから他のTypeに変換できるアダプタは使用してはいけない」ということはわかりました。

ただ理由についてはまだまだ勉強不足です。
とりあえずインターネットで色々と調べてみた結果は「Type-C→Type-A変換アダプタが存在してしてしまうとType-A(凸)→Type-A(凸)」という組み合わせが存在してしまうということだそうです。

図のような感じですね。
Type-A→Type-Cケーブルに対して「変換アダプタ」を使用するとこで「Type-CがType-A」になってしまい、両端が「Type-A」になってしまいます。

両端が「Type-A」になると何がいけないのかというと、このType-Aは元々「出力」のみを担当しており、両端が「出力」する環境になると最悪の場合ショートしてしまい故障や発火の原因になるということなんだとか。

情報参照:間違ってつないだら最悪発火する、USB変換アダプターの使用に要注意 | 日経クロステック(xTECH)

確かにPC側は「Type-A」で携帯電話などの機器側は「Type-A以外」ということがほとんどです。USBの差込口形状にはそういった役割があるんですねぇ。それと、USB Type-AとType-Cでは取り扱える電流が大きく異なります。

なので、上記画像の組み合わせのケーブルに「電気を出力できる機器」同士をつなげると危険なようですね。本来、流れていけない方向に電気が流れてしまうとそりゃアブナイ。

一応、そういったケーブルなどは市販されており、問題なく使用できるケースは大いにあるそうです。補足としては、電気の流れが問題なければ使用は可能なはずです(例:ポータブルHDDなど)。なので、必ずしも起こる現象ではないようですけど、こういったのは仕様を守って正しく使っていきたいですねぇ。勘違いしてはいけないのは「存在してはいけない組み合わせの変換アダプタがダメ」ということでUSB Type-A → Type-Cなどのケーブル自体は大丈夫ということですね。

ちなみに「Type-Cが両端」の場合、これは全く問題ないそうです。Type-Cでは出力と入力を自動で切り替えられるようになっているんだとか。

結論としては、危ないという状況は「きわめて特殊な状況下(変換アダプタを用いて無理矢理存在してはいけない環境を構築してしまうこと)」で危険ということですね。

USBの歴史は奥深い。
まだまだ勉強していきたいですねぇ。