ホームオートメーションをオープンソースで実現する「Home Assistant」
なにやらマツダがHome Assistantから削除するように申請していたそうです。
情報元は「情報提供」です。
数日前から情報を頂いていたんですが、この「Home Assistant」についてを学ぶのに時間がかかってしまいました。情報提供ありがとうございます。
さて本題です。
どうやら海外ではHome Assistantとマツダの間で問題が発生していたそうです。
→Removal of Mazda Connected Services integration – Home Assistant
表題は「マツダコネクティッドサービスの統合廃止」となっており、内容を簡単にまとめて見ると以下の通り。
- 2023年10月11日、あるオープンソースの寄稿者が、マツダのサービスと接続するためのライブラリに関して、マツダノースアメリカンオペレーションズ(マツダ)から排除措置命令を受けたとの連絡があった
- ライブラリは利用できなくなり、2023年10月12日にリリースされたHome Assistantの2023.10.2パッチリリースで「Mazda Connected Servicesの統合」は削除された
- ホームアシスタントは、マツダがこのような立場を取ることを決定したことに失望している(一方的な停止処置だったため)
- テスラは「サードパーティ製アプリをサポートするためのAPIドキュメントを公開した」
マツダの言い分は以下に書かれているそうです。
→dmca/2023/10/2023-10-10-mazda.md at master · github/dmca · GitHub
曰く「My Mazdaアプリからコード盗用されているので削除してほしい」ということなんだとか。
Home Assistantってすごい便利みたいですね。
様々な家電を操作したりすることもでき、車両内データや位置データなども一元管理できるらしく、とても近未来なサービスとなっています。これがマツダ車でも使用できるのはとても羨ましい。
残念ながら、現時点ではマツダ統合サービスは「Home Assistant」から削除されてしまっているようです。この問題は私のようなド素人には何が良くて悪いのかがわからないので何とも言えません。
ただ、マツダは初代マツダコネクトでかなり深刻な問題を抱えていた経験があります。海外でもボロボロに酷評されていたこともあり、サーバーセキュリティに関しては新世代マツダコネクトではかなり真剣に取り組んでいる印象があります。その影響で即刻削除という方法だったのかもしれませんが、テスラのような対応ができなかったのも残念な部分ではあります。
この問題、どうなっていくのか注目です。