数年ぶりに開催となる「MAZDA TOWN FESTA」
今回はお昼ご飯を食べた後の「後編」を書き記します。
前回:「MAZDA TOWN FESTA 2024」に行ってきました(前編)
前回、MAZDA ICONIC SPやCX-60(CX-5ベース開発車両)、アテンザオープンカーを見学することができて大興奮。もうこれで満足だとも思っていました。
しかし、後半戦では更なる衝撃が待ち受けていました。
マツダミュージアム 1Fロビー
マツダ本社ビル方面からバスに乗って「マツダミュージアム」へ向かいます。マツダミュージアム自体には何回か来ていますが、もしかしたら「MAZDA EZ-6」が展示されているのではないかと勝手に期待していました。
ただ、残念ながら「MAZDA EZ-6」は展示されていませんでした。
一等地に展示されていたの「マッドマイク氏の車両」でした。
EZ-6、見たかった。
他には「アテンザ オープンカー(白)」も展示されていました。
まさかこちらでも展示されているとは。
こちらも乗り込み可能なんですけど、ミュージアム内はかなり人が多くて近寄れる雰囲気はありませんでした。
さらに「ROADSTER RF」「CX-60」「ROADSTER」「MAZDA2」も展示されていました。
ROADSTER RFとCX-60は「ジェットブラック」、ROADSTERに関しては「マシーングレー」というあまり展示されないカラーラインナップが面白かったです。特にロードスターのマシーングレーはかなりカッコよく、さらに幌と内装の「タン」と非常に相性が良かったです。これはかっこいい。
マツダミュージアムのグッズシップ
ミュージアムのグッズショップも営業していました。
MAZDA2のモデルカーやタンブラーの新色なども販売されていました。
MAZDA2のモデルカーはかなりサイズが大きかったです。
なので、かなり高額となっていますけど、このデザインのモデルカーはこれだけなのでかなりレアなんですよね。私も一瞬買おうかと思ったことがあるんですけど、やっぱり3万円はキツイ。
タンブラーの新色「プラチナ」と「ブルー」も見ることが出来ました。
プラチナはかなり「プラチナクォーツメタリック」が再現されており、かなりお洒落となっていました。対して「ブルー」はちょっとマットな感じになっており、他のカラーとはちょっと違うん雰囲気でしたね。
ロードスター 30周年記念車
私が最後にマツダミュージアム行った時には展示されていなかった「ロードスター 30周年記念車」も見ることが出来ました。
強烈なオレンジが眩しいですね。
今年は35周年ですが、果たして何色になるのやら。
工場ライン見学(CX-80の姿もチラリ)
タウンフェスタの時にはラインが止まっていましたが、見学通路は通ることが出来ました。ラインには「CX-30」が大量に存在していたのが印象的でした。防府工場でCX-30の姿が見れなかったんですけど、今は本社工場で生産しているんですねぇ。
それと船着き場では「CX-80」の姿もありました。
撮影禁止エリアなので写真はありませんが、2台ほど停車しており、どちらも欧州仕様っぽかったです。CX-80の3列サイドの窓ガラス部分にある銀メッキ加飾はかなり目立ちますね。遠くから見ても一瞬で「CX-80だ!」と分かりました。
RX-VISION & VISION COUPE
ミュージアムの目玉である「RX-VISION」と「VISION COUPE」もじっくり見学してきました。
まずは「RX-VISION」です。
いつみても、何度見ても美しい。
マツダのコンセプトモデルで一番好きです。
続いて「VISION COUPE」です。
こちらも美しい。
この車両に採用されているボディカラーが個人的にそのまま量販モデルに採用されて欲しいと思うんですけど無理なんでしょうかねぇ。マシーングレーとはちょっと違う「金属感」が好きなんですよね。
それと「Kai(クレイモデル)」と「モータースポーツ車両」も。
何気にこのモータースポーツ車両を撮影したのは初めてかも。
魁コンセプトは色々な場所で撮影しているので、もうお馴染みです。
MAZDA SHINARI(コンセプトカー)
次は「マツダデザインセンター」へ行ってきました。
前回は時間がなくて行けなかったんですよね。
今回は絶対に行きたいと思っていました。
こちらの建物に入ったらすぐ「MAZDA SHINARI」がお出迎えしてくれました。
これが見たかった。
マツダの「魂動デザイン」が最盛期を迎える時のコンセプトモデルですよね。今見ても古臭さを感じさせないデザインは本当に素晴らしい。
MAZDA ICONIC SP(白)
そして、今回の一番の衝撃がこちらでした。
MAZDA ICONIC SPの「外装デザイン試作車」です。
マツダ本社1Fに展示されていた完成したモデルの他に唯一存在している「もう一台のICONIC SP」となっています。
他の写真はこちら
→MAZDA TOWN FESTA 2024の目玉は「MAZDA ICONIC SP(外装試作車)」でした(ICONIC SPのシフトレバーも確認)
ボディカラーも「水色」となっており、細かい部分が完成モデルとは異なっているのがとても面白かったですねぇ。シフトセレクトレバーの違いも今回わかって嬉しかった。
内装デザイン試作モデルも展示されていました。
しかも乗り込むことができます。
私も実際に運転席に座らせてもらいました。かなり車高が低いため、乗り込むのすら大変でした。乗り込むとシンプルなデザインで車内は非常に落ち着いた雰囲気となっていたのが意外。スポーツカーなんですけど、スポーツカーっぽくないんですよね。
降りる時も大変でした。
足から出して立ち上がるのが辛い。最近の車高が高いクルマに慣れてしまっているとこういうのは辛いですよねぇ。
MAZDA ICONIC SPのペーパークラフト
車両展示の横に「ペーパークラフト」も展示されていました。
MAZDA ICONIC SPのペーパークラフトが存在しているとは。しかも来場者には無料配布しており、私も頂くことが出来ました。作るのは大変そうですけど、いつか作ってみたい。
驚きの空間で撮影する「ロードスター」
ICONIC SPの向かいには「ロードスター(ND)」も展示されていました。こちらは普通のロードスターなんですけど、見てくださいこの写真。
大きな編集をしていません。
それなのにとても美しい写真を撮影することが出来ました。
その要因としては「場所」です。
ここはドーム状になっている大きな部屋となっており、ドーム部分にはよくある丸い照明はなく、ドームの白い部分と間接照明だけで照らしているんですよね。
その影響でこんなにも美しくクルマを見ることができます。
こういう場所で撮影できるメディアやメーカーが羨ましい。
クレイモデル展示とクレイモデラーの実演
他には「クレイモデル」が展示されていました。
こちらはロードスターの小さなクレイモデルですけど、とても精巧なつくりをしていますよね。これが手作りというのが驚きです。さらにその横には実物大ロードスターのクレイモデルがあり、クレイモデラーが実際に削って実演していました。まさにアーティスト。
それと何故かロードスター開発主査である齊藤氏がいました。
色々とロードスターのことを聞けて良かった。35周年モデルのことも少しだけ。
灼熱体験 & 極寒体験
体験してきました。
車両が極限環境で動作するのかをテストする施設で両極端な温度の部屋に入ることができます。
極寒体験だけは「予約制」となっており、私は運よく当選していたので体験することが出来ました。ただ、前職で嫌というほど極寒環境で働いていたので「ちょっと涼みに」という感覚でした。久しぶりに-30℃の世界を体験できて良かった。
ちなみに、極寒環境にリチウムイオンバッテリーを使用する電子機器は絶対に持って行かないようにしましょう。バッテリー寿命が著しき減少します(実体験)
灼熱体験は予約なしでフリー見学。
50度の環境を体験できるんですけど、意外なことに「CX-70(Melting Copper)」が置いてありました。とても暑い環境でしたが、それを忘れてしまうくらいにCX-70をじっくり観察できて満足。
マツダ工場で火事が発生 → 帰宅
工場内を歩いていると、ものすごいスピードで消防車が走っていきました。一体何が起こったのかと思ったら、まさか敷地内で火事が発生していたそうです。
私のいる場所からは匂いなども感じませんでしたが、けっこう激しく燃えたそうです。その影響で循環バスなどが一時運休、その後マツダミュージアム関連の催し物はすべて中止となっていしまいました。
まさかこんなことが起こるとは。
ちょっとびっくり。
一通り見て回り、そろそろ飛行機の時間なので退散。
今年は多分全部見ることが出来たので楽しかった。かなり疲れましたけど「マツダ熱」が復活してきました。行ってよかった
広島空港には「ロードスター」が展示
そして恒例の広島空港の展示車両チェックです。
今回は「ロードスター」が展示されていました。
ボディカラーは「ソウルレッドクリスタルメタリック」となっており、幌は「タン」という組み合わせになっていました。これまた意外な組み合わせが展示されて最高。
ソウルレッドクリスタルとタンの組み合わせはかなり良い感じですね。お洒落なオープンカーな雰囲気が個人的にはかなり好きだと思いました。
これは広島空港に見に行った方が良いとお勧めできます。
マツダタウンフェスタの感想
行ってよかったです。
かなり遠いですので、行くのにお金がかかりますけど、それでも行く価値があるイベントだと感じました。前回よりも規模が大きくなっており、色々な催し物や屋台があって大人も子供も楽しめるイベントとなっています。
ただ、唯一気になるのは「展示車両」です。
せっかくのマツダ本社イベントですので、マツダ車全モデルを展示してほしかった。そんな機会は滅多にないだけに残念でした。
以上です。
いやー本当に楽しかった。
開催してくれたマツダに感謝。