ここ最近、マツダが廃止したことを思い出してみます。
前回:「MAZDA2(ディーゼル車)の国内生産が9月に終了」が報じられました
前回、ついにMAZDA2(ディーゼル)の販売が終了することが報じられました。
これはちょっとショッキングでしたが、販売台数や環境規制のことを考えると仕方がありませんよね。
そこで思うのは、ここ最近はマツダは色々なことを廃止している様に感じます。
思い出せる範囲でまとめてみると以下の通り。
- MAZDA2(SKYACTIV-D 1.5)の国内販売・生産終了
- MAZDA6の国内販売終了
- CX-8の国内販売終了
- CX-9の生産終了
- CX-5などのMTモデルを廃止
- EUでロードスターの「2.0Lガソリンエンジン」を廃止
- MAZDA3の一部モデルで「e-SKYACTIV X」を廃止
- CX-30で「e-SKYACTIV X」を廃止
- オーストラリアでCX-5などのディーゼルエンジン搭載モデルを廃止
- BT-50を一部地域(南アフリカやニュージーランド)で販売終了
- MX-30の一部地域で販売終了
などなど……
結構色々とありましたねぇ。
特に目立つのはモデル及びエンジンラインナップの整理がかなり積極的に行われているようです。SKYACTIVテクノロジーや魂動デザインが登場してからというもの、マツダは色々と手を広げていきましたが、最近は新しいことに手を出さないようにしているように思えます。
これは今後の「電動化移行」に備えた準備なのでしょうか。
数年後には「EV専用プラットフォーム」も登場しますので、必ず新しいモデルが登場するのは確実ですから、今のうちにラインナップを整理しているのかもしれません。
ただ、直近ではちょっと心配です。
北米では好調ですが、それ以外の地域に力を入れていないのが株主的には悲しい。日本市場に成長を見込めないのはわかりますけど。MAZDA SPIRIT RACINGなどの特別車両で盛り上げようとしているのかもしれませんが、日常に重きを置いたモデルが欲しいところです。このままだと、本当に濃いファンしか残らなくなってしまい、車両価格はグングン上がっていってしまいそう。
以上です。
今後、マツダはどうなっていくのか。
マツダからの具体的な説明が欲しくなってきますよねぇ。