マツダの主力SUV「CX-5」
2013 ~ 2025 CX-5では「フロント及びリアブレーキから異音が聴こえる現象」についてです。
情報元:TSBs or TECHNICAL SERVICE BULLETINS (No Comment Please Start Own Threads) _ Mazda CX-5 Forum
情報元は「CX-5 Forum」です。
こちらでは、CX-5に関するTSBの内容が掲載されていました。
■題名
フロントおよびリアブレーキのノイズ■TSB No.
04-003/24■対象車種
2013 to 2025 CX-5.
All CX-5s, KE to KF.■症状
フロントブレーキのノイズ症状 1:一部の車両では、停止状態から最初に前進または後進するとき、または低速で前進中に最初にブレーキをかけるときに、カチッという音が出る場合があります。これは、ブレーキパッドとシムの間のグリースが劣化することによって発生し、ブレーキをかけると、フロントブレーキパッドがブレーキローターとともに上下に移動します。車両が動くか、次にブレーキがかけられると、フロントブレーキパッドが反対側に移動し、カチッという音が発生します。フロントブレーキの異音症状 2 :一部の車両では、ブレーキをかけた際に異常な音や振動が発生する場合があります。これは、ブレーキディスクプレートの表面の錆が原因です。
リアブレーキの異音症状 1 :一部の車両では、軽くブレーキをかけた際にリアブレーキからキーキーという音が発生する場合があり、低速走行時に頻繁に発生します。この音は、ガイドプレートとマウントサポートの接触不良が原因です。この懸念を解消するために、パッドの材質を銅を含まないものに変更し、シムの仕様をテープ付きコーティングスプリングに変更しました。
リアブレーキの異音症状 2 :電動パーキングブレーキ (EPB) を装備した一部の車両では、ブレーキをかけた際にリアブレーキからギシギシという音が発生する場合があります。これは、リアブレーキパッドにリアブレーキディスクの錆を除去できないことが原因である可能性があります。ディスクに蓄積した赤錆は、ブレーキング中に高温にさらされ、その結果、錆が黒くなります。黒錆はブレーキパッドで除去するには硬すぎるため、錆の進行が加速され、軋むような音が発生します。
全てのCX-5で発生する可能性がある問題のようです。
症状も気になるところですけど、個人的には「2025 CX-5」と掲載されていうのが気になりますね。この書類には、CX-5の型式で「KE-KFが対象」と書いていることから、2025年モデルも「KF」のままのようですねぇ。
以上です。
CX-5所有者でこの現象が発生している方は、一度販売店に相談した方がよさそうです。