中国で主力である「MAZDA3」
長安マツダが2.0Lガソリンエンジン搭載モデルを値下げしていました。
情報元:MAZDA3 昂克赛拉
情報元は「微博」です。
長安マツダ公式アカウントがMAZDA3の値下げ情報を公開していました。
画像引用元:MAZDA3 昂克赛拉
MAZDA3(2.0Lガソリンエンジン搭載モデル)が「8.99万元(約185万円)」となっていました。これは安い。
最近までは1.5Lガソリンエンジン搭載モデルが8.99万元で、2.0Lガソリンエンジン搭載モデルは9.99万元(約205万円)でした。
画像引用元:长安马自达-长马焕新出发 耀启质美元年
中国で主力である「MAZDA3」の販売はかなり落ち込んでいます。ここ最近は、一気に値下げして一時は持ち直したんですけど、また落ち込んできているんですよね。グローバルで人気のあるCX-30やCX-5は中国ではかなり苦戦しているのでマツダ的にはかなり苦しい。
これだけ安いなら個人的には欲しいですけど、中国では新エネルギー車とハイテク装備が最も人気のあるジャンルのようですので、これでも苦戦しそう。なんとか「EZ-6」が登場するまでは台数を稼ぐための戦略なのかもしれません。
中国市場の「値引き競争」はかなり激化しています。
中国メーカーは大赤字を出しながらも非常に安い価格で自動車を販売しており、正直マツダは太刀打ちできない状況になっていますよね。ただ、中国メーカーの戦略は将来的に自滅していきそうな感じがしますので、マツダは市場が正常化するまではなんとか耐え抜こうとしているのかもしれません。
市場規模が大きいだけに無視できない市場です。
なかなか難しいですよねぇ。