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竹内主査「MX-30は開発当初、どのエンジンを積むのか白紙の状態だった」【過去のインタビューで振り返る】

マツダ全般
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マツダの新世代商品第3弾「MX-30」

今回は、MX-30の発表当初に行われた竹内主査のインタビューについて振り返ってみたいと思います。

前回:マツダ、日本では年内に「MX-30 ガソリンエンジン搭載モデル」の先行発売を計画

前回、日本でのMX-30は「ガソリンエンジン搭載モデル」が先行投入される計画があるということを知りました。

それに伴い、少しばかりMX-30についてを復習してみたいと思います。

情報元:【東京モーターショー 2019】マツダ初の量産EV「MX-30」の開発主査、竹内都美子さんに聞く開発秘話

情報元は「Car Watch」です。
こちらには、東京モーターショー2019で「MX-30」が発表された際に、開発主査である竹内氏にインタビューした記事が掲載されています。
そこに書かれている個人的に気になった内容は以下の通り。

  • 2015年2月当初、名前も決まっておらずどのエンジンを搭載するのかなどは白紙の状態だった
  • 2018年2月、デザインとそれに組み合わせる技術が決まり、MX-30として販売へ向かう
  • MAZDA3から採用された「スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャ」は、バッテリー搭載などのあらゆることを想定している
  • しかし、MX-30に限ってはプラットフォームは専用
  • 電池パックとの相性や安全性を担保するためには専用のフロアが必要
  • レンジエクステンダーはMX-30”にも”搭載できるようになっている

今読み返すと、かなり重要なことが書かれていました。
元々、EV専用モデルとしてスタートしておらず、結果的に「量産EV」に決まったと竹内氏は話していることから幅広い視野の中から考えられたんですねぇ。

そして一番気になるのが「プラットフォームは専用」です。
そのプラットフォームに「ガソリンエンジン」を搭載することはなかなか骨が折れる作業ではないでしょうか?そうなってくるとただ単にポン付けするというわけにはいかないのかもしれません。

ここ最近、広島ではMX-30のテストカーの目撃例があったりしますので、もしかしたら「ガソリンエンジン搭載モデル」の試験をしているのかもしれませんねぇ。

また、レンジエクステンダーについても「MX-30にも」という表現をしており、必ずしもMX-30が最初に搭載されるということが決定づけられているわけではないのかもしれません。現実的にはMX-30が最有力候補ですが、少し夢が膨らみます。

日本国内で登場するガソリンエンジン搭載モデルの「MX-30」
一体どんなエンジンを搭載し、どんな乗り味になるのかが非常に気になってきますねぇ。