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マツダ決算説明会のスピーチ要旨を公開(欧州ではSKYACTIV-Xは全体の6割、ラージ群など)

マツダ全般
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2019年11月1日、マツダは2020年3月期 第2四半期決算を発表しました。
その発表の内容がわかる動画とスピーチ要旨が公開されていました。

情報元:【MAZDA】プレゼンテーション資料|IR資料

情報元は、マツダのIR資料ページです。
こちらにはプレゼンテーション資料には書かれていない、様々なことが書かれていました。
色々と見ていきましょう。

「MAZDA3」と「SKYACTIV-X」について

中国では9月に市場導入をして、全世界での導入を完遂したそうです。
MAZDA3には、コネクティビティ技術を日本・北米にて導入。
マイルドハイブリッドや先進安全技術を進化させ導入しました。
SKYACTIV-Xに関しては、以下の発言をしています。

  • SKYACTIV-Xは「国内で10月30日に認可が下りた
  • 欧州市場では「初期受注比率が全体の約6割と好調

国内でも本格的な動きがみられそうです。
試乗会などがありそうですねぇ。
また、欧州でのSKYACTIV-Xは、約6割とかなりの高い比率で選ばれています。
環境規制に対応しながら「走り」も楽しめるエンジンとして人気が出ているのかもしれません。
これは国内導入が楽しみですねぇ。

ラージ群について

ラージ群についての発言は以下の通り。

  • ラージ群は「非常に高い商品価値に対して、納得感のある価格」
  • 基本は「CX-5 2.2Lディーゼルエンジンに乗っている方が乗り替えやすい価格で提供する」
  • 少額の投資により、縦置きか横置き化に関係なく、開発を実現したい

また、CX-5を例えに出して説明しています。

2012年の日本市場へ新規モデルとして導入したCX-5の例で説明します。
導入当初、2リットルガソリンモデルのエントリー価格は205万円でスタートし、ディーゼルエンジンは258万円からスタート、最上級は319万円でした。
420ニュートンメートルの圧倒的なトルクと燃費とデザインにより、価値と価格を高いレベルでバランスした商品でした。
高い価格帯の車を選んでいただき、台当たりの売上も向上させることができました。
その後、時代に必要とされる先進技術、そして新しいデザインを商品改良で取り入れることで、エントリー価格の上昇や上級グレードの拡充によって、販売平均価格の上昇と売上増を実現することができました。
この過程において、残価は高く維持され、残価設定型ローンのサポートもあり、新しいクルマへの短期間での乗り換えを促進することができたと考えています。
私たちが今一度、グローバルに実現したいのが、そのような商品です。それをLarge商品群で実現したいと考えています。

画像引用元:speech_191101_j.pdf

マツダとしては、決していわゆる「高級路線」に完全移行するというわけではなく、今一度「CX-5の成功」を再現しようとしているようです。
藤原副社長も発言していましたが、「価格と納得感」を重視したうえでマツダらしさそのままに突き進んでいくようです。
マツダらしいですねぇ。
実際にその計画を実現できるかはわかりませんが、頑張ってほしいです。
そして、ラージ群がどういったものになるのか非常に楽しみ。
私たちの予想の斜めを行きそうな気がしてきました。