本日、マツダは新しい特別仕様車「SMART EDITION」を発表しました。
さっそく価格比較表に追記してみます。
ついでに、いつのまにか追加されていた「MAZDA2 15C & XD」も追記します。
前回:【マツダ車両価格比較表】「CX-3 1.5Lガソリンエンジンモデル」を追加
前回は、CX-3の1.5Lガソリンエンジン搭載搭載モデルを追加しました。
今回は先ほども申しあげたとおり、特別仕様車「SMART EDTION」と「MAZDA2 15C&XD」を価格比較表に追加してみます。
その前に「SMART EDTION」とベース車両の価格差を調べてみました。
▼MAZDA2
MAZDA2 (2WD) | ベース車両(A) | SMART EDTION(B) | 差額(B)-(A) |
15S | 1,573,000 | 1,598,000 | 25,000 |
15S PROACTIVE | 1,694,000 | 1,798,000 | 104,000 |
MAZDA2 (4WD) | ベース車両(A) | SMART EDTION(B) | 差額(B)-(A) |
15S | 1,782,000 | 1,807,000 | 25,000 |
15S PROACTIVE | 1,903,000 | 2,007,000 | 104,000 |
▼CX-5
CX-5 | ベース車両(A) | SMART EDTION(B) | 差額(B)-(A) |
20S | 2,618,000 | 2,651,000 | 33,000 |
25S | 2,849,000 | 2,882,000 | 33,000 |
XD(2WD) | 2,937,000 | 2,970,000 | 33,000 |
XD(4WD) | 3,168,000 | 3,201,000 | 33,000 |
▼CX-8
CX-8 | ベース車両(A) | SMART EDTION(B) | 差額(B)-(A) |
25S 2WD | 2,948,000 | 3,098,700 | 150,700 |
25S 4WD | 3,184,500 | 3,335,200 | 150,700 |
XD PROACTIVE 2WD |
3,828,000 | 3,520,000 | -308,000 |
XD PROACTIVE 4WD |
4,064,500 | 3,756,500 | -308,000 |
数万円から数十万円の価格差となっています。
CX-8に関しては、マイナスとなっているのが面白い。
装備が充実したり、間引きされていたりするので、購入する際は慎重に装備を確認した方が良いかもしれません。
それでは「価格比較表」を見ていきましょう。
ディーゼルエンジン
▼2WD
▼4WD
特別仕様車「SMART EDTION」は黄色のグラフです。
ベースグレードが「XD」もしくは「XD PROACTIVE」ということもあり、それぞれのモデルの価格と比較するとかなりお求めやすい価格となっています。MAZDA2に設定がないのは少し残念ですねぇ。
SMART EDTIONではベースグレードとの価格差は数万円から十数万円とそこまで開きがありません。ただ、少し気になるのは「CX-8」のXD PROACTIVEからの装備が間引きされているところです。
間引きされる装備は以下の通り。
▲ 19インチタイヤ&アルミホイール
▲ スピーカー(6→4)
▲インテリアコーディネーション(25S相当*9)
▲ 運転席10Wayパワーシート&ドライビングポジションメモリー機能/助手席6Wayパワーシート ▲ 運転席&助手席シートヒーター
▲ 2列目シートヒーター
▲ ステアリングヒーター
▲ (2列目ベンチシート)センターアームレスト内充電用USB端子
▲ リアドアウインドーサンシェード
▲ オート格納ドアミラー
これらが除外されて、逆に必要最低限の安全&快適装備が装備されていると思えば、「あの装備いらないんだけどなぁ」と思っていた人にはうってつけの特別仕様車ですねぇ。実質的な「XD」扱いという可能性もあります。
MAZDA2 XDに関しては、LEDヘッドライトやマツコネなどが装備されて200万円を切っているのはなかなかお買い得かもしれません。
ガソリンエンジン
▼2WD
▼4WD
こちらも「SMART EDTION」は黄色です。
こちらも平均価格よりも下に位置しており、比較的お求めやすい価格となっています。自分にあった装備が「SMART EDTION」に含まれていればかなりお得に購入することが出来るのはかなり嬉しいかもしれませんねぇ。
それと「MAZDA 15C」です。
いつのまにか追加されており、気づきませんでした。
こちらは150万円を切っており、グラフの縦軸の底辺を140万に再設定せざるを得なくなったのは、ある意味大きな変化かもしれません。ただ、この「15C」はマツダコネクトレスとなっており、装備はかなり絞られています。メーカーオプションで「マツダコネクトパッケージ(7万1500円)」というものが追加されているので、マツコネいらない!という人には嬉しい選択肢かもしれません。
ただ、マツダとしてはグレード整理でこういった「究極に装備を絞ったグレード」は淘汰されていったんですが、ここ最近はまた増えてきた印象です。やはり要望が強かったのでしょうか?それとも見かけ上の車両価格の引き下げ用でしょうか?
まとめ
以上です。
最近のマツダにしては珍しい「安い」グレードが色々と復活を遂げています。この心変わりの変化の理由が気になりますねぇ。単に要望が多かったのか、それとも今までの戦略を見直さざるを得なくなったのか、実際のところはわかりませんが、気になります。
何にせよ、これでマツダ車もかなりお求めやすくなりました。
例のウイルスの影響もありますし、これで販売台数の底上げができるといいですねぇ。