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「SKYACTIV-X」を使用していく上での知識を学ぶ

マツダ全般
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マツダの新世代エンジン「SKYACTIV-X」

今回は、SKYACTIV-X(欧州仕様)の色々な知識についてです。

情報元:https://www.cx30-forum.de/attachment/1143-cx30-e004-20-pdf/(直PDF注意)

情報元は、ドイツのCX-30フォーラムです。
こちらには「MAZDA3(BP)とCX-30(DM)とSKYACTIV-X ディーラーで運用されている車両のための冬のガソリンパーティクルフィルターの再生」という題名のPDFが掲載されていました。

内容を適当にまとめると以下のとおり。

▼説明
冬季期間中、特に氷点下の温度では、エンジンを短時間運転すると、スス粒子が蓄積して燃料粒子フィルター警告灯が点灯することがあります。
屋外に展示されている車両や試乗車に使用されている車両で発生することがあります。
お客様にお車をお譲りした後に警告ランプが点灯しないようにするためにも、ディーラーでスススの粒子を除去しておくことをお勧めします。

▼対策
上記車両の場合は、週に1回程度の頻度で煤粒子の除去を行うことをお勧めします。煤の粒子を燃やして除去する方法は2つあります。
1) PCM によって自動的に行われるガソリン粒子フィルターの自動再生
2) ガソリン粒子フィルターの強制再生

▼方法
スス粒子の除去
1 – 走行中のガソリンパーティクルフィルターの自動再生(以下の車両に推奨テストドライブなど)
エンジンが運転温度まで暖まった後には、エンジンの回生が行われます。ブレーキをかけずに2速または3速で変速して50km/h以上から0km/hまで約15回減速した後、燃料粒子フィルターを完了。
注: 減速時に空気流を燃料粒子フィルタに導くことで煤粒子を除去します。エンジン回転数が上がり、減速時間が長くなればなるほど、煤粒子の除去が良くなります。つまり、ブレーキをかけずに、ニュートラルに切り替えずに減速すると、回生が加速される。

2 – 運転できない車両(ショールーム内の車両など)のために、ガソリンパーティクルフィルターを強制的に再生します。
M-MDSでガソリンパーティクルフィルターの強制再生を行ってください。
注:警告灯が点灯している状態で微粒子フィルターの強制再生を行うと、警告灯が消灯して手順の終了が表示されます。警告灯が点灯する前に強制回生が行われた場合は無効です。
この場合、1時間以内に自動的に終了しますので、1時間後にエンジンを停止してください。強制回生の終了は、エンジン回転数が800min-1まで低下することでも認識できる。

▼追加情報
SKYACTIV-Xエンジンは、ガソリンパティキュレートフィルターで発生したスス粒子を捕集し、捕集量(濃度)が1.0g/lを超えると自動で捕集し、1.0g/lを超えると自動で捕集します。
ガソリン粒子フィルターの再生が活性化され、煤粒子が燃焼されます。この過程で、ガソリン微粒子フィルター警告灯が点灯し、マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示されます。濃度が0.1g/l以下になるとすぐに警告灯が消えてメッセージが消えます。

SKYACTIV-Xはディーゼルエンジンに比べて、ススの発生量が少ないのが特徴です。
また、排ガス温度が高いため、減速時にはすでに粒子が燃焼しています。これは、エンジンの運転温度で通常の運転をしている間は、粒子が捕集されず、警告灯が点灯しないことを意味します。

SKYACTIV-Xに関する色々な知識が書いてあります。

ディーゼルエンジンと同様に煤燃焼などを行わなければなりませんが、SKYACTIV-Xの煤発生量はディーゼルエンジンよりも少ないのが特徴的なんだそうで、ディーゼルエンジンほど気にする必要はありません。

ただ、長時間乗らない場合には意識的に煤燃焼を行わなければいけないようですねぇ。ただ、正直あまり日常生活で意識するほどでもなさそうです。強制燃焼などもディーゼルエンジンと同様に行えるようですし、調子がおかしいと思った時は販売店さんにいけばすぐに何とかしてくれそうですし。

それと、販売店に展示されている車両は強制的にGPF再生してから販売していたんですねぇ。

マツダの新世代エンジン「SKYACTIV-X」
まだまだ未知なる部分がありますが、今後どのように進化していくのか楽しみですねぇ。