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MX-30の「フロント&サイドデザイン」のコダワリを学ぶ

マツダ全般
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マツダの新世代商品第3弾「MX-30」

他もモデル異なる「魂動デザイン」が採用されていますが、今回はその新たな方向性についてどのように開発したのかを学びます。

情報元は「マツダ」です。
MX-30のエクステリアデザインについての詳細について発表されていました。

●フロントデザイン
MX-30のフロントデザインは「シンプルで力強い印象にこだわりながら、頼りがいと親しみやすさを感じさせる生命感」でまとめ上げられているそうです。そのために他のモデルに採用されている「シグネチャーウイング」をあえて廃止、オーナメントが指し示すクルマの中心軸へ向けてすべてのリフレクションやエレメントが収斂していくつくりを表現。

画像引用元:MAZDA

始めてみた時はシンプルに感じるデザインですが、より深く見ていくと練り込まれた「マツダの生命感」がジワジワと感じることが出来る新しい形のデザインが実現したそうです。

●サイドデザイン
こちらも、断面をボディサイドからリアエンドまで通すという極めてシンプルな構成。さらに強く傾斜したDピラーによってリアエンドでボディサイドの塊感をより一層高めています。

画像引用元:MAZDA

Aピラーに関しては敢えて立ち気味にさせており、魂動デザインの「流れ」と「溜め」と「抜き」を表現、またフロントエンドから連続するショルダーのハイライトは、平面では大胆なカーブで構成されており、シンプルさと軽快な印象を両立させた記憶に残るデザインとなっています。

以上です。
MX-30発表当時、個人的に「魂動デザインじゃないのか」と一瞬思いましたが、見れば見るほど、調べれば調べるほどに奥深いデザインをしていると感じるようになりました。

今では魅了された一人です。
このシンプルさと奥深さを両立することは非常に困難だったでしょう。しかし、これが両立できるということは「引き算の美学」をモットーにしているマツダデザインの新たな可能性として、今後期待することが出来そうです。

引いていった先は「0」になると思っていましたが、要素を引きつつ加えていくことが出来るというデザイナーたちの魔法ですよね。

マツダデザインってすごい。