マツダの新世代商品第3弾「MX-30」
開発主査の竹内氏がメディアのインタビューで気になる回答をしていました。
情報元:マツダMX-30の女性主査 社内の反対押し切った開発秘話を語る|NEWSポストセブン
情報元は「NEWSポストセブン」です。
こちらでは、MX-30の国内販売に伴い、開発主査である竹内氏にインタビューをしている記事が掲載されています。その内容にMX-30のデザインに関するお話が登場しました。
竹内:人々のこころの支えや生活者に寄り添うクルマになるには、しっかり頼りになる存在になりたいということで、まずシルエットで塊感を出しました。ただ、MAZDA3やCX-30とはまったく別のポジションのクルマで、このクルマのコンセプトやデザインのチャレンジはある意味、メインストリームからは意図的に大きく外しています。
そのため、MX-30で得たデザインヒントを今後も使っていく可能性はあるものの、このデザインをマツダの他車種に横展開していくことは、おそらくないのかなと思います。
MX-30では、今までの「魂動デザイン」のコンセプトが封印され、過去にない新しい形のデザインが採用されました。スッキリとして落ち着いた、どこか安心感のあるデザインですが、竹内氏によると今後他のマツダ車に展開されるということはなさそうです。
ただ、このデザインをヒントに新たなデザインに発展していくことは示唆しているので、単純にこれっきりというわけではないので安心ですねぇ。
個人的にこの「MX-30」のデザインは好きです。
始めは違和感しかありませんでしたが、見慣れていくとその魅力にどんどんと惹きこまれていき、さらには搭載されている技術や価格面でも驚きしかなく、マツダの「挑戦」に対する覚悟の本気度を垣間見た気がします。
今後、マツダの基本コンセプトは「RX VISION」や「VISION COUPE」が示している通りになっていくと思いますが、MX-30のような優しい表情もどんどん派生していって欲しいですねぇ。