マツダは2030年に向けて電動化戦略を進めています。
今回は、現状で意外に電動化が進んでいるなぁと感じた話です。
前回、マツダが中期技術・方針説明会を開催しました。
その中では今後のマツダの新たな電動化戦略が発表され、今後プラグインハイブリッドなどを含む電動化モデルを追加していくことが公になりました。
そこで気になるのは、現時点でマツダはどのくらい電動化できているのかです。2021年6月29日現在でグローバルな観点で電動化(M Hybrid もしくは EV)されているモデルとされていないモデルを分けてみました。
こうしてみると「スモール群」の電動化は既に完了しています。MAZDA2やCX-3は欧州のみですが、しっかりM Hybridを搭載していたり、MAZDA3やCX-30、MX-30の新世代商品にもちゃんと搭載されていますねぇ。
対して「ラージ商品群」にはまだ手が加えられていません。スモール群でMAZDA2やCX-3という現行モデルに対してのテコ入れがありましたが、しっかりと線引きをしているのが印象的です。マツダの戦略がしっかりしている証拠ですね。
マツダは電動化が遅れていると言われることもありますが、こうしてみると大部分が電動化されています。ラージ群も2022年に電動化が行われていきますので、着実にマツダの電動化が行われることが約束されています。