最近、日本でも提供された「Windows Subsystem for Android」
さっそく試してみました。
前回:日本でもWindows 11で「Android Apps on Windows 11」がプレビュー版で利用可能に
前回、プレビュー版Windowsのアップデートにて話題の「Windows上でAndroidアプリが動作する」機能が登場しました。そして今回、一般向けにも「Amazonアプリストア プレビュー」が公開されました。
さっそく試してみます。
試した環境は「Surface Pro 6」です。
私が所有している唯一のWindows 11搭載PCですので、これでしか試すことが出来ません。さすがにメインPCをWindows11にする勇気はまだありませんねぇ。一応、Surface Pro 6でも必要スペック要件は満たしているはずですので、さっそくアップデートしてみました。
方法は以下の通り。
- Windows Updateをして最新の状態にしておく
- Microsoft Storeを起動して「アプリの更新」から「Store」アプリをアップデートして最新の状態にする
とにかく「最新の状態」にすることです。
細かいバージョンなどに関してはメディアが記事にしているので割愛します。
「Microsoft Store」をアップデートした後に「アプリ(赤枠部分)」を選択すると「Amazon Appstore アプリ」というものが表示されます。
これがWindows 11でAndroidアプリを動かすために必要なものなのでクリックします。すると「Amazon Appstore」がインストールされるので、案内に従って再起動をします。
次に「Amazon Appstore」が表示されます。
こちらでは「Amazonアカウント」が必要なので入力してログインする必要があります。私は既にアカウントは持っているのですんなりと使用することが出来ました。
現時点でこのApp storeには、あまり多くのアプリが登録されていません。正直、ほとんど使用しなさそうなものばかりでしたが、一応「kindle」がありましたので、こちらをインストールしてみました。
既に購入していた漫画を表示することが出来ました。
これでスマートフォンを介せずともパソコンで漫画などを読むことが出来ます。これは面白いですねぇ。ただ、動作は少しもっさりしており、次のページをめくる際はカクカクしたり行き過ぎてしまったりとちょっと苦労しました。
それもそのはず、Surface自体のスペックが低いこともありカツカツでした。
現在のWindowsではメモリが「8GB」というのは辛いです。せめて16GBくらいないと快適な環境で過ごすことが出来そうにありません。それに、Amazon Appstore自体もプレビューですし。
以上です。
とりあえず動くことに感動しました。
ただ、現時点では「Amazon Appstore」のみでしかアプリをインストールすることができないため、正直使いどころがよくわかりません。今後改良を重ねて「Google純正ストア」も選択できるようになると面白そうですねぇ。