最近、怒涛のパソコン更新作業を行っています。
ケース内のファンを増設して静音化を目指してみます。
前回:PC用電源「CORSAIR RM650x 2021」を購入したらPCがとても静音化されました【自作PC】
前回、現在使用しているメインPCの電源を変更しました。
低負荷時にはファンが停止する機能のおかげでかなりの静音化が実現しました。これはかなりの満足度が高かったですねぇ。
そこでやってみたいことが増えました。
それは「ケースファン」に関することです。現在ケースファンは前後に計2個を装着していますが、まだ装着できる場所はいくつか存在していますので、これらにファンを装着したらもっとCPUやグラボが冷えて静かになるのではないかと期待しています。
というわけで、ケースファンを購入してみました。
- SCYTHE / KAZE FLEX 120 PWM (左)
- SCYTHE / Kaze Flex Ⅱ 120(右)
両方とも「Kaze Flex」です。
ヨドバシで両方並べて売ってあったので、何が違うのか気になるので両方購入してみました。どうやら旧モデルと新モデルという関係性らしいですが、見た目に何か違いがあるのかジロジロと見てみるとよくわかりませんでした。
色が違うくらいでしょうか。
ネットで調べてみると「新設計のファンフレーム形状」になったことらしく、厚さが約1mm薄くなったというのが特徴のようです。確かに寸法は「1が27mm」「2が26mm」と書いてありましたねぇ。
さっそく取り付けてみます。
1が写真右側のケースファン2連の下側、2がCPUファンの上にある通気口部分です。写真ではちょっとわかり辛いですが、これで合計4個のケースファンが装着されていることになります。
使用しているマザーボードにはファンの電力を供給する接続口が2つしかありません、なので、両方とも2股アダプタを使用しています。この二股アダプタは片方は4ピン、もう片方は3ピンという仕様となっており、4ピンに挿した方のファンコントロールを3ピンで挿したファンの動作がシンクロする形になります。
装着した感じは「確かに冷える」です。
温度はマザーボード、CPU、グラボの全てで数℃下がっている印象でした。かなりエアフロ―が改善されているらしく、ケースの中に手を入れると風が流れているのを感じることが出来ました。
ただ「静音性」に関して少し問題がありました。
1のKaze Flexに関しては以前から使用していることもあってとても静かなんです。ですが、Kaze Flex Ⅱに関しては「ウォーン」という低音がたまに聞こえてきます。そこまで煩い音ではないんですけど、ただかなり目立つ音で作業中にけっこう気になってしまいます。
何かが干渉してこの音が発生しているのかと思い、取り外してファンだけの状態で動かしてみても「ウォーン」という音をすることが確認できました。というわけで、静音性に関しては「1」の方が良かったです。
結論としては「Kaze Flex」だけで十分。
2は新たにケースファンを購入したら取り外そうと思います。個人的に音はかなり大事ですので、気になって作業に集中できなくなるのは困りますからねぇ。
こういったものは実際に買ってみないと分かりません。
試してわかることがあるのは楽しいですねぇ。