本日、Appleが「iOS15.2 / iPadOS 15.2」の配信開始されました。
情報元は、Appleです。
iPhone及びiPad内の「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」に更新通知が来ており、iOS15.2 / iPadOS 15.2がインストール可能となっています。
機能追加に関する内容は以下の通り。
- Apple Music Voiceプラン
Siriを使ってApple Musicのあらゆる曲、プレイリスト、ステーションにアクセスできる新しいサブスクリプションタイプ
“Siriに話しかけてみてください”で再生履歴および“いいね”と“好きじゃない”に基づいたおすすめのミュージックを提案
曲をもう一度再生する機能で、最近再生したミュージックのリストにアクセス可能
プライバシー
“設定”のAppプライバシーレポートを使用して、過去7日間にAppから位置情報、写真、カメラ、マイク、連絡先などにアクセスされた頻度、およびネットワークアクティビティを確認することが可能 - Apple ID
“デジタル遺産”機能により、あなたの死後にあなたのiCloudアカウントと個人情報にアクセスできる人を故人アカウント管理連絡先として指定可能 - カメラ
iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Maxで超広角レンズに切り替えて写真やビデオをマクロ撮影するためのマクロ撮影コントロール - TV App
“ストア”タブで、映画をすべて1か所でブラウズ、購入、レンタル可能 - CarPlay
Appleマップで、右左折車線、中央分離帯、自転車レーン、横断歩道などの道路の情報が詳しく表示されるように機能を改良(対応している都市のみ)
このリリースにはiPhone用の以下の機能向上も含まれます。
機能向上は以下の通り
- iCloud+のサブスクリプション登録者が一意のランダムなメールアドレスを作成できる“メールを非公開”機能が“メール” Appで使用可能
- 省電力モード中のiPhoneを”探す”で最大5時間検出することが可能
- “株価”で、ティッカーの通貨を表示したり、チャートを表示したときに年初来のパフォーマンスを確認したりすることが可能
- “リマインダー”および“メモ”でタグの削除や名前の変更が可能
バグ修正は以下の通り。
- VoiceOverが動作中にiPhoneがロックされているとSiriが応答しないことがある問題
他社製の写真編集AppでProRAWの写真を表示すると、露出オーバーに見える場合がある問題 - iPhoneがロックされていると、ガレージドアを含むHomeKitシーンがCarPlayから実行されない場合がある問題
- CarPlayで一部のAppの“再生中”情報がアップデートされない場合がある問題
- iPhone 13モデルでビデオストリーミングAppのコンテンツが読み込まれないことがある問題
- Microsoft Exchangeユーザのカレンダーイベントが間違った日に表示される場合がある問題
iOS 15の目玉機能となる「ユニバーサルコントロール」は追加されませんでした。どうやらこちらの機能は「来春」まで延期されてしまったみたいですねぇ。
→Apple Officially Delays macOS Monterey Universal Control Until Spring 2022 – MacRumors
とても面白そうな機能なだけに残念です。
その代わり、iOS15.2では「デジタル遺産機能」が追加されています。こちらは自分の死後にアカウントを管理できる方を指定できるみたいですので、信頼できる人にゆだねることができるみたいです。
他にも「CarPlay」が地味に進化しているのが良いですねぇ。