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マツダが「R-EV」を投入した意味を考える

マツダ全般
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マツダのロータリーの復活「R-EV」

投入した意味を考えます。

前回:マツダUKが「MX-30 R-EV」を正式発表、バッテリーと発電機の組み合わせで約600km以上走行可能

前回、マツダがMX-30の新たな選択肢「R-EV」を投入したことを知りました。マツダの象徴でもある「ロータリーエンジン」の復活ということでとても注目されていましたねぇ。

ただ、搭載されているロータリーエンジンは「発電用」として利用されており、動力源としては使用することは「R-EV」ではできません。それなのに何故マツダが「R-EV」を投入したのか。正直、CX-60のPHEVでもいいのではないかとも思ってしまいます。

マツダがこの「R-EV」を投入する意味を考えた場合、画期的な電動化技術で非常に合理的というわけではなく、一番の理由は「ブランド力の強化」にあるのかもしれません。

マツダといえば「ロータリー」
その復活はブランド力強化に必要不可欠です。
多少の無理があったとしても「ロータリーエンジン」を使用していることは、マツダと認識してもらうのに最適ですよね。もちろんロータリーエンジンは水素燃料などとも相性がよく、ガソリン以外の燃料を使用できる利点も存在します。

ただ、個人的には「マツダブランドの確立」の意味合いが強いように思えます。「SKYACTIV」「魂動デザイン」、そして「ロータリー」という3本柱が揃えば、それが「マツダ」と認識されそうですし。

世界的に電動化が進んでいますが、敢えて他社とは違うアプローチをしながらやっていくのはマツダが生き残る戦略としては最善なのではと思っています。他社と同じことしてもどんどん顧客が離れていってしまいそうですからねぇ。

しかしまだマツダはこれだけではありません。
「R-HEV」という存在が残っており、こちらは日本に投入される可能性が高そうです。こちらは「HEV」というだけにかなり期待してしまいますよねぇ。欧州で「R-EV」のお披露目もあっさりしていましたし、もしかしたら国内で「R-HEV」のお披露目を大々的にやるのかもしれません。

もしそうなったら嬉しいですねぇ。
以上、個人的な妄想でした。