マツダのコンパクトカー「MAZDA2」
将来、海外生産になるか否かという個人的な妄想な話です。
前回：マツダが「2023年商品改良MAZDA2」を正式発表、デザイン変更など大幅改良を実施
前回、マツダが「2023年商品改良MAZDA2」を正式発表しました。デザイン変更を伴う大規模改良となっており、まだまだMAZDA2が存続することが濃厚になりました。
気になるのは「生産場所」についてです。
少し前、同じコンパクトサイズの「CX-3」がSuper Edgyなどの比較的大き目な商品改良後に海外生産のみになることが発表されました。CX-3は正直日本でもあまり人気はありませんでしたので仕方ないなと思っていました。
ただ防府工場の今後を考えるとちょっと気になります。
防府工場では現在「ラージ商品群」を生産しており、今後は「CX-90」や「CX-70」、「CX-80」なども生産していくことになります。そのために大規模な改修もしましたし。
さらに2025年以降には「EV専用アーキテクチャ（防府工場で生産するかはわかりませんが……）」も登場することで、さらに多くの車種をマツダは国内工場で生産することになります。
そうなってくると国内工場で生産するのは優先すべき車種に絞られる可能性は高いのではないでしょうか。だとすると、マツダはSUVに力を入れている以上「MAZDA2」や「MAZDA3」などが優先すべき車種の対象外になってきそうです。
MAZDA3はまだ一応グローバルで頑張っていますが、MAZDA2に関しては非常に限られた地域のみで人気となっています。さらに第7世代のMAZDA3には将来的に更なる電動化技術が搭載される可能性はありそうですが、第6世代のMAZDA2に関しては可能性は低そうです。
ちょうどMAZDA2はタイやメキシコで人気ですし、タイ工場やメキシコ工場で生産するというのは合理的な気がします。ただ、MAZDA2は日本でも人気なんですよね。なので、完全に生産を国外にするのは難しいのかもしれません。
結局のところ、どっちになるのでしょうか。
フロントデザイン変更ということで、今後3年程度は存続されるはずな気がします。2024-2025年頃にMAZDA2の生産がどうなっているのか注目したいですねぇ。
