マツダの新世代商品第1弾「MAZDA3」
2023年商品改良モデルでの価格の変化や変更点などを調べてみます。
前回:マツダが「2023年商品改良MAZDA3」を正式発表、10.25インチセンターディスプレイや安全装備に新機能を追加
前回、マツダが2023年商品改良MAZDA3を正式発表しました。公式発表では技術的な進化が説明されていましたが、実際に商品紹介ページを見てみると変更された点がけっこうたくさんありました。
個人的に調べてみたのをここに載せておくことにします。
まずは「変更点」です。
とりあえず諸元表を見比べて、私が気づけた部分は以下の通り。
- 「Black Tone Edition」が通常グレードに変更
- 15Sシリーズの「4WD」を廃止
- 20S Proactiveの「6MT」を廃止
- Xシリーズが「2WD」を廃止
- 「X L Package」「X Burgundy Selection」を廃止
- X Smart Editionで「ドライバー・モニタリング」がオプション選択不可に
- X Smart Editionの16インチタイヤが「18インチ(ブラックメタリック)」に変更
- 15Sに「ドライバー・モニタリング」が標準装備
- 15S や X Smart Editionで「IRカットガラス(フロントガラス)」がオプション選択不可に
- フロントカップホルダーの「リッド付き」が廃止
- 「CD/DVDプレーヤー」が廃止
- 15Sで「地上デジタルTVチューナー(フルセグ)」選択不可に
- 10.25インチセンターディスプレイを採用(15S、X Smart Edition、20S/XD Proactiveは8.8インチ)
- 「ワイヤレス充電(Qi)」がメーカーオプションに
- 「ワイヤレスApple CarPlay」を採用
- 外装色「ソニックシルバー」を廃止
- 外装色「セラミックメタリック」を追加
- ステリングスイッチカラー変更(ブラック)
- メーカーセットオプション「360°セーフティ&コンフォート パッケージ」新規設定
- バーグラーアラームの標準装備
- セダンの「15S Touring」「15S Black Tone Edition」「X Smart Edition」「X Black Tone Edition」「X L Package」を廃止
- セダンの「フロントバンパーロアガーニッシュ(クロームメッキ)」が消滅
かなり色々と変わっていますね。
特に大きな変更は「e-SKYACTIV X搭載グレード」です。全て「4WD」となっており、さらにセダンモデルでは搭載グレードが全て廃止されてしまいました。それに伴い、セダン専用装備である「フロントバンパーロアガーニッシュ」が消えてしまいました。これは悲しい。
さらに地味な変更点としては「フロントカップホルダーのフタ」がなくなりました。これは以前から海外モデルで行われた変更ですが、国内モデルでも実施されてしまいましたねぇ。
次に「価格」です。
グレード名 | 2023年 | 2022年 | 2023年-2022年 |
15S | ¥2,288,000 | ¥2,288,000 | ¥0 |
15S Touring | ¥2,498,100 | ¥2,382,600 | ¥115,500 |
15S Black Tone Edition | ¥2,596,000 | ¥2,431,000 | ¥165,000 |
20S Proactive | ¥2,593,800 | ¥2,582,800 | ¥11,000 |
20S Black Tone Edition | ¥2,805,000 | ¥2,629,000 | ¥176,000 |
20S Proactive Touring Selection | ¥2,830,300 | ¥2,703,800 | ¥126,500 |
X Smart Edition | ¥3,149,300 | ¥2,857,800 | ¥291,500 |
X Black Tone Edition | ¥3,866,500 | ¥3,311,000 | ¥555,500 |
X Proactive Touring Selection | ¥3,825,800 | – | – |
XD Proactive | ¥2,868,800 | ¥2,857,800 | ¥11,000 |
XD Black Tone Edition | ¥3,080,000 | ¥2,904,000 | ¥176,000 |
XD Proactive Touring Selection | ¥3,105,300 | ¥2,978,800 | ¥126,500 |
※2022年モデルの価格は「2022年7月現在」
※各グレードの「AT」「2WD」モデルの価格を記載(2WDがない場合は4WDの価格を記載)
※2022年のe-SKYACTIV X搭載モデルは「2WD」がある場合は2WDの価格を記載
結構値上げされていました。
特に「e-SKYACTIV搭載モデル」に関しては2WDが廃止されてしまった影響で平均価格がグッと上がってしまいました。Smart Editionの装備内容も削られつつ、さらに300万円以上というのはちょっと厳しいですよねぇ。
以上です。
今後、他の変更点に気づいたら随時更新していきます。