本日、マツダ株式会社が国土交通省にサービスキャンペーンを通知しました。
対象車種は「MAZDA3」と「CX-30」です。
情報元:MAZDA3,CX-30のサービスキャンペーンについて|リコール・サービスキャンペーン等情報
情報元は、マツダ公式ページです。
こちらに書かれている内容は以下の通り。
■サービスキャンペーン開始日
令和5年4月14日■不具合の内容
(1)エンジン制御コンピュータにおいて、制御プログラムが不適切なため、発進と停車を繰り返す等した場合の冷却水温の変動により、
ラジエータに亀裂が発生することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、亀裂が進行し冷却水が漏れることでヒーターの
効きが悪くなり、最悪の場合、エンジン警告灯が点灯し、エンジン出力が制限されると共に、アイドリングストップが作動しなくなる
おそれがあります。
(2)エンジン制御コンピュータにおいて、制御プログラムが不適切なため、プッシュボタンスタートを操作しACCからオンした直後に
オフすると、内部のマイコンが起動しないことがあります。そのため、燃料温度および圧力センサが正常であるにもかかわらず異常と
誤判定し、エンジン警告灯が点灯するおそれがあります。■改善の内容
(1)全車両、エンジン制御コンピュータの制御プログラムを対策プログラムに修正します。点検の結果、ラジエータから水漏れがある場合は、
ラジエータを新品に交換します。当該制御プログラム修正後に、ラジエータに亀裂が発生し水漏れした場合、またエンジン警告灯が点灯した
場合は、ラジエータを新品に交換します。
(2)全車両、エンジン制御コンピュータのプログラムを対策プログラムに修正します。■対象車両
型式 通称名 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 備考 3AA-BPEP MAZDA3 BPEP-100025~BPEP-102898令和元年11月8日~令和3年3月29日 5AA-BPEP BPEP-150001~BPEP-200883令和3年4月23日~令和5年2月11日 3AA-DMFP CX-30 DMFP-100008~DMFP-101581令和元年11月26日~令和3年3月26日 5AA-DMFP DMFP-150001~DMFP-200464令和3年4月22日~令和5年2月10日
MAZDA3とCX-30にサービスキャンペーンが通知されました。どちらもエンジン制御コンピュータの制御プログラムが不適切なため、エンジン出力が制限されるとともにアイドリングストップが作動しなくなる事象やエンジン警告灯が点灯する可能性がありそうです。
これもなかなか怖い現象ですので、早いうちに対処しておいた方が良いのかもしれません。