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ダイハツ タフトの「試験における不正行為」をまとめてみる

自動車全般
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ダイハツの軽SUV「タフト」

ダイハツが認証申請における不正行為を発表しましたので、タフトではどうなっているのかをまとめてみました。

情報元:ダイハツ工業株式会社 総合トップページ

情報元は、ダイハツ公式ページです。
こちらでは、ダイハツが行った「認証申請における不正行為」についてのリリースが掲載されており、その中に第三者委員会による調査結果報告書が存在しています。

ダイハツはほぼ全ての車種で不正行為を行っていましたが、私の所有している「タフト」では一体どのような不正が行われていたのかを自分なりに調べてみました。

調べたのは「調査報告書」です。
こちらの第6章「当委員会の調査で判明した類似案件の概要」にて、対象車種に「タフト」が掲載されている不正行為をまとめてみました。

分類 概要 詳細
虚偽記載類型 歩行者頭部及び脚部保護試験における不正行為 (1)車体番号の虚偽記載
虚偽記載類型 歩行者頭部及び脚部保護試験における不正行為 (2)左右対称位置の打点の試験結果の流用
虚偽記載類型 歩行者頭部及び脚部保護試験における不正行為 (4)試験速度の改ざん
虚偽記載類型 後面衝突試験における不正行為 (3)車体番号の虚偽記載
不正加工・調整類型 ヒットポイント試験における不正行為 (2)衝突試験の前提条件として実施される試験における座席加工
虚偽記載類型 制動装置試験における不正行為 (4)ABS故障時制動装置試験における操作力の虚偽記載
虚偽記載類型 ヘッドランプレベリング試験における不正行為 (4)積算走行距離の虚偽記載
虚偽記載類型 ヘッドランプレベリング試験における不正行為 (7)確認結果の虚偽記載

※()は報告書に記載されている通し番号をそのまま記載しています

抜けなどがあったらすみません。
私が調べた限りでは、ざっとこんな感じとなっていました。ほとんどが虚偽記載に分類されており、1件だけ不正加工・調整をしていたみたいですね。

ちなみに、タフトは2020年6月発売だったみたいですので、生産開始当初から不正が行われていたようです。

一応それぞれの不正行為の説明を読みましたが、それにしても酷い。
何のための試験なのかを全く理解しておらず、とにかく利益追求をした結果となっているように思えます。あまりのひどさに絶句しています。試験をしなくても大丈夫ではなく、試験は正しく実施して初めて意味があるはずですよね。経営陣や管理職は総入れ替えをした方がよさそう。

今後、ダイハツは車両所有者などにどのような説明をしていくのかが気になります。

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