欧州では、年々CO2排出規制が厳しくなっています。
今回は、欧州でのCO2排出量についてです。
情報元:ディーゼル車の減少で欧州市場のCO2排出量が3年連続増加 | 日経クロステック(xTECH)
情報元は「日系クロステック」です。
こちらには、欧州市場におけるディーゼル車の減少とCO2排出量の関係についてが掲載されています。
書かれている内容は、以下の通り。
- 欧州市場では2019年に販売された新車のCO2排出量が前年よりも増加した
- 2017年から3年連続増加
- 電動車(EV、HEV、PHEV)の排出量は、エンジン車の約半分
- ディーゼル車に代わってガソリンエンジン車が増えている
とても興味深い内容です。
欧州ではディーゼルエンジンの例の事件によって姿を消し始めていますが、その代わりにEVではなく、ガソリンエンジン車が増えてしまった結果、CO2排出量が増えてしまったようです。また、SUV人気もまたそれに一役買ってしまいました。現在発売されているEV車は、確かにSUVは少ないですからねぇ。
そして、SUVはCO2排出量の加重平均を高めるという結果が出ているそうです。これら要因が重なったことで、欧州市場でのCO2排出量が増加してしまったと記事には書かれています。
さらに、2019年ブランド別平均CO2排出量についても掲載されています。
最も少ないのが「トヨタ」、そしてマツダは19位に位置しています。「トヨタ」はハイブリッドが主力なのが、非常に強みとなっていますねぇ。
情報元の最後の一文を読んで、マツダの「MX-30」はなかなか考えられた商品だと思いました。SUV人気とCO2排出規制に対応と、マツダにとってはまさに欧州市場における挑戦する車なのではないでしょうか。
さらに今後、マツダは既存車種のハイブリッド化を進めていきます。
マツダ、頑張っていますねぇ。
これからも期待したいところです。