本日、マツダ株式会社が2025年3月期第3四半期決算説明会を開催しました。
情報元:決算資料・プレゼンテーション資料|IR資料|IR情報|MAZDA 企業サイト
情報元は、マツダ公式ページです。
「決算資料・プレゼンテーション資料」にて、2025年3月期第3四半期決算資料が掲載されていました。今回は初めからスクリプト付き資料が掲載されているのが嬉しいですねぇ。
さて、詳細についてです。
■2025年3月期 第3四半期累計実績
売上高: 36,894億円(対前年 3%増)
営業利益: 1,483億円(対前年 26%減)
経常利益: 1,568億円(対前年 34%減)
■2025年3月期 通期見通し
売上高: 50,000億円(対前年 4%増)
営業利益: 2,000億円(対前年 20%減)
経常利益: 1,900億円(対前年 41%減)
- 2025年3月期第3四半期累計の実績は、グローバル販売台数は「966,000千台」、売上高は「3兆6,894億円」と過去最高の売上高、営業利益は「1,483億円」、当期純利益は「906億円」
- 利益見通しは11月公表値を据え置きますが、為替前提と中国市場の販売計画を見直し
- 中国の販売見通しは「2万台修正」
- 中国では「EZ-6」を発売したが、第3四半期の販売台数は前年同期比で増加には至らず
- 日本でも「CX-80」を発売したが、成熟期のCX-8の前年販売台数を下回る
- 2024年の米国およびメキシコ市場の年間販売台数は過去最高を更新
- 北米市場のおける「販売奨励金(インセンティブ)」の単価は9月をピークに減少
- 第4四半期は「中国を除くほとんどの市場で前期比増加を見通し」
マツダが2025年3月期第3四半期決算を発表しました。
北米市場の好調により、マツダとしては過去最高の売上高となりました。この要因としては「ラージ群の投入」が大きいみたいですので、この戦略は成功だったといえますねぇ。
ただ「中国市場」に関しては販売計画を見直しており、期待の「EZ-6」が奮闘するものの、これからもまだまだ厳しい状況は続いていきそうな感じとなっていました。
日本市場でも「CX-80」の販売が思ったほど伸びませんでした。
爆発的な人気とはいかないものの、これから「商品改良CX-60」との相乗効果で台数を伸ばして行って欲しいですねぇ。スズキのジムニーノマドは凄いことになっていますけど。
また、北米市場での「販売奨励金」についても説明をしていました。
マツダ曰く「市場平均よりも販売奨励金は9月をピークに単価が減少している」そうで、奨励金が減少しつつも販売台数は伸びていると報告しています。他メーカーもこの問題に苦しんでいるみたいですので、今よりも今後の動きに注目ですねぇ。
以上です。
円安&北米市場好調によって良い感じ見えますが、他の市場や今後の北米市場や為替の影響でまだまだ楽観視できません。2025年は次期CX-5の登場も控えていますので、是非ともさらなる成長を遂げてほしいですねぇ。