マツダの新時代が幕を開けました。
今回は、マツダの副社長である藤原氏が雑誌のロングインタビューを受け、MAZDA2やCX-3の商品改良やマツダのこれからについてを語っています。
情報元:マツダはどこへ向かうのか「我々はシェア2%でいい」マツダ副社長ロングインタビュー
情報元は「ベストカーweb」です。
こちらでは、藤原副社長とのロングインタビューの様子が掲載されています。
これを読んで、個人的に気になった部分は以下の通り。
- 直列6気筒ならば、そんなにコストはかからない
- 直列6気筒で行くということは、2008年から決めていた
- 「マツダは高級車ゾーンに自分たちからは行けない」
- MAZDA2やCX-3はどんどん改良していきたい
- ただ、マツダとしては「コンパクトクラスはモデルチェンジを繰り返して市場を刺激する」という考えからは距離を置いている
- 頻繁にモデルチェンジするのはマツダの規模では難しい
- マツダは「2%」でいい
- 「SKYACTIV-X」の価格は高くないと思っている
- デミオのディーゼルモデルは赤い線で区別化したが、あまり評判が良くなかった
以上です。
直列6気筒についても少し語られています。
V6に対してはあまりコストがかからないと仰っています。
ただ、SKYACTIV-Xの時も”コストはかからない”という話があったので、正直、あまりこの言葉は鵜呑みにしないようにしています。
MAZDA2やCX-3の商品改良についても語られていますね。
最近の「MAZDA2に特別仕様車」や「CX-3にSKYACTIV-G 1.5搭載」などなど、かなり多くのテコ入れを行っています。
すぐには新世代への移行をしないことも示唆していますので、しばらくは現行モデルでの戦いが続くのかもしれませんねぇ。
また、「SKYACTIV-X」についても触れています。
確かに洗練された技術というのはインパクトがありません。
それに、現在は第6世代と第7世代が入り混じっている状態なので、それぞれのモデルの価格帯が少しぶれているような気もしますので、今後「SKYACTIV-X」の価格が正当であるということを粘り強く証明していかなければならなそうですねぇ。
そして、最後にデミオの「赤い線」について。
あれは不評だったんですね……。
私個人的にはとても好きだったので残念です。
それ以降、明確な区別化というのを避けていますが、インタビューで語られている通り、もうちょっと”わかりやすい”方向性に進んでほしいのには同意します。
以上です。
藤原氏はハッキリと物事を語ってくれるので気持ちがいいですねぇ。
今後は広報も藤原氏にお願いしたいぐらいです。
100周年を迎えて、マツダも色々と動き出しています。
例えば、第6世代に「新世代マツダコネクト」を搭載する試み。
→現行CX-5に「新世代マツダコネクト」が搭載されている動画が公開される。
これは非常に興味深い内容です。
他にもどんな動きがあるのか、楽しみですねぇ。