マツダの主力モデル「CX-5」
最新モデルでは走りも進化しているそうです。
前回:3代目CX-5では新機能として「右左折時の安全支援機能」&「DEA」&「PDA」を採用しているそうです
前回はADAS関連のことを調べました。
残すところは「走り」に関してですが、マツダドイツが掲載しているプレス資料には以下の内容が掲載されていました。
- スプリングとショックアブソーバーを再調整したシャシーにより、快適性とダイナミクスが向上している
- 欧州の道路状況に合わせて再調整されたサスペンションとダンパーを含む改良されたシャシー
- より柔らかめのスプリング、調整されたスタビライザーバー、そして綿密に調整されたショックアブソーバーにより、路面の凹凸をこれまで以上に効果的に吸収する
- さらに、フロントとリアのリバウンドダンピングも強化
- ショックアブソーバーのピストン回転速度が低い場合、特に高速コーナリング時に優れたコントロール性とロードホールディングを実現し、スムーズで安定した乗り心地を確保
- ピストン回転速度が高い場合、路面の凹凸による振動をより効果的に吸収する
- 新設計のタイヤはグリップを向上させると同時に転がり抵抗を低減し、様々な路面状況において快適で安定した走行特性を実現
- ステアリングフィールも洗練され、より直感的なハンドリングと正確な車両制御を実現する
- スロットルレスポンスの向上により、より速く、より予測可能なフィードバックと、ギャップや躊躇のないスムーズな加速が実現し、急加速時でもより自然で安全なドライビングエクスペリエンスに貢献
- 「ブレーキ・バイ・ワイヤ」を導入
- 車内に入ってくる「ノイズ」と「振動」をさらに低減
- 新型CX-5は、速度や路面状況に関わらず、従来よりも静かな室内空間を実現
- 吸音材と遮音材を要所に採用し、騒音を徹底的に低減している
- 4気筒エンジンのバランスシャフトが振動と低周波ノイズを低減し、より静かで快適なドライビング体験を提供する
- i-Activ AWDシステムは、G-Vectoring Control Plus(GVC Plus)システムと連携し、さまざまな運転状況下でより優れた制御を実現
- CX-5は最大2,000kgの牽引能力
これを読む限り、どうやら新型CX-5は現行モデルのシャーシを利用しているみたいですね。それを改良してさらに乗り心地を改良した感じに思えます。こちらの資料では欧州仕様について書いてありますので、日本仕様ではどうなるのかはわかりません。
ただ、色々と改良されていますので、乗り心地がどのように変化しているのかが注目ですねぇ。
CX-5のプラットフォームは息が長いですよね。
本来は2代目で終了する予定だったはずが、思った以上に売れてしまい、さらに代わりとなる主力モデルを作ることが出来なかったので、仕方なく3代目まで延命するつもりなのかもしれません。SKYACTIV-Zとマツダ独自のハイブリッドシステム搭載モデルがどうなるのかが注目ですね。
そう考えると、MAZDA3やCX-30のスモールプラットフォームはちょっと戦略ミスをしてしまったのかもしれません。


