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マツダが2021年3月期決算発表を開催、販売回復などで収益回復を達成

マツダ全般
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本日、マツダ株式会社が2021年3月期の決算発表を行いました。

情報元:【MAZDA】決算資料・プレゼンテーション資料|IR資料

情報元は、まつだ株式会社の公式ページです。
こちらには、2021年3月期決算の資料およびプレゼンテーション資料が掲載されています。

2021年3月期の連結経常利益は282億円で前期比46.8%減でしたが、2022年3月期は550億円と前期比94.7%増という結果となりました。

 

2021年3月期の統括は以下の通り

<2021年3月期 実績>
売上高: 28,821億円(対前年 16%減)
営業利益: 88億円(同 80%減)
経常利益: 283億円(同 47%減)
税引前利益: 22億円(同 96%減)
当期純利益: △317億円

<2022年3月期 業績予想>
売上高: 34,000億円(対前年 18%増)
営業利益: 650億円(同 637%増)
経常利益: 550億円(同 95%増)
税引前利益: 490億円
当期純利益: 350億円

■グローバル販売
当連結会計年度のグローバル販売台数は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴い、日本や欧州、ASEAN等で販売が減少したことから、前期比9.3%減の1,287千台となりました。一方で、販売が好調な米国やオーストラリア等では、需要の回復を上回る販売を達成し、前期を上回る販売台数となりました。

■市場別の販売台数
<日本>
商品改良モデルを導入した「CX-5」や「CX-8」の販売は好調であったものの、他社との競合激化の影響等による販売減少により、前期比12.9%減の176千台となりました。
<北米>
米国は、総需要減少の厳しい市場環境の中、新規導入の「MAZDA CX-30」や「CX-5」などのクロスオーバーSUVが販売を牽引したことにより、前期比7.0%増の295千台となりました。また、北米全体では、カナダやメキシコにおいて販売が減少したものの、前期比1.6%増の403千台となりました。
<欧州>
新型コロナウイルス感染症によるロックダウンが想定以上に長期化し、主要市場であるドイツや英国などで販売が大きく減少したこと等により、前期比32.3%減の178千台となりました。
<中国>
「MAZDA CX-4」や「CX-5」などのクロスオーバーSUVの販売が増加したことに加え、新規導入した「CX-30」が台数増加に寄与したことから、前期比7.8%増の228千台となりました。また、セダン系車種の需要が高い中国市場において、最量販車種である「MAZDA3」も好調な販売を継続しております。
<その他の市場>
主要市場のオーストラリアは、総需要の回復を上回る販売台数を達成し、前期比2.8%増の93千台となりました。特に、クロスオーバーSUVは好調な販売を継続しております。一方、その他の市場全体では、タイなどASEAN市場の販売減少もあり、前期比12.7%減の301千台となりました。

引用元:【MAZDA】決算資料・プレゼンテーション資料|IR資料

新型コロナの影響が続いていましたが、マツダの努力の結果で各国で多くの改善がみられました。とくに北米やオーストラリア、中国などで販売台数の回復が大きな成果ですねぇ。この結果を見ると、クロスオーバーSUVへの依存度はますます大きくなっていきそうな気がします。

また、2022年3月期の見通しは以下の通り。

引用元:【MAZDA】決算資料・プレゼンテーション資料|IR資料

中期経営計画で掲げた目標に向けての構造改革を継続・強化するとしています。新型コロナの影響で遅れてしまった分はしかたありませんので、着実に一歩ずつ進んでいきたいですねぇ。

そして、株主として気になる「配当」についてです。

引用元:【MAZDA】決算資料・プレゼンテーション資料|IR資料

昨年度は0円でしたが、2022年度は15円になりました。
元々マツダで配当を期待する方は少ないかと思われますが、それでも少額でも配当が出てくれるのはありがたい物です。将来、マツダの中期経営計画が大成功し、株価が爆上がりしてくれると嬉しいですねぇ。