2021年5月14日、マツダ株式会社が2021年6月24日付の「組織改革と人事異動」及び「代表役員及び役員の移動に関するお知らせ」を発表しました。
情報元①:MAZDA NEWSROOM組織改革と人事異動|ニュースリリース
情報元②:MAZDA NEWSROOM代表取締役および役員の異動に関するお知らせ|ニュースリリース
情報元は、マツダ公式ニュースリリースです。
こちらでは、が2021年6月24日付の「組織改革と人事異動」及び「代表役員及び役員の移動に関するお知らせ」が掲載されています。
まずは「組織改革と人事異動」です。
気になる点は以下の通り。
- 経営戦略室を新設(経営企画本部及び部門横断プロジェクトの機能を一部移管)
- 渉外調査部を経営企画本部から分離、首都圏事業所の管理下の部とする
- 元4代目MAZDA3の開発主査である別府氏がブランド戦略部長と「グローバル販売&マーケティング本部長」を兼任
マツダが継続的に組織改革を行っています。
これらがどのように作用するかは外部の人間にはわかりませんが、最近のマツダを見ていると非常に動きが速くなってきているので、こういった部門変更などが功を奏しているのかもしれません。
人事異動では、個人的に応援している「別府氏」が「グローバル販売&マーケティング本部長」を兼任することになったそうです。ものすごい勢いで出世していますねぇ。この調子でマツダの新たなブランドを作り上げてほしいです。
続いて「代表役員及び役員の移動に関するお知らせ」です。
こちらでの個人的になった部分は以下の通り。
- 菖蒲田氏が「代表取締役会長」へ
- 藤原氏が「代表取締役副社長執行役員兼COO(最高執行責任者)イノベーション・カーボンニュートラル・協業・新事業統括」へ
- 毛籠氏が「取締役専務執行役員コミュニケーション・広報・渉外・管理領域統括」
- ジェフリー・エイチ・ガイトン氏が「北米マツダ社長兼CEO」へ
かなり衝撃的な人事が行われています。
特に注目なのが、北米マツダでお馴染みの毛籠氏が日本に帰ってくるということです。そして、代わりにジェフリー・エイチ・ガイトン氏が社長になる予定となっており、現地のことは現地の人間に任せた方がいいという判断なのでしょうか?これはかなり気になりますねぇ。北米市場が好調なだけに、マツダ的にも色々とテコ入れをしています。
北米マツダには、私が注目している土田氏も異動していますし。
→新型MAZDA3のチーフデザイナー土田氏が北米マツダの「デザイン担当シニアディレクター」に
この人事は6月24日に開催される株主総会終了後に実施される予定となっています。