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MAZDA3とCX-30の「MRCC動作改善」についての詳細

マツダ全般
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マツダの快適機能「MRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)」

第7世代モデルでは様々な動作が改善されているようです。

情報元:https://www.cx30-forum.de/attachment/1397-cx30-e002-20-pdf/(PDFファイル直リンク注意)

情報元は、ドイツのCX-30フォーラムです。
こちらには「MAZDA3(BP)およびCX-30(DM)-での車両の動作の変更」という題名の書類が掲載されていました。

日付は「初版:2020年1月31日」となっており、比較的最近に行われた処置のようですね。

この書類には、MAZDA3とCX-30における「MRCC」の車両動作変更についての詳細が書かれていました。

概要

さまざまな交通状況で安全な距離を確保するために、MRCCの加速/減速性能や距離制御が変更されました。

変更点① 目標速度に早く到達する

第6世代モデルでは、目標速度に到達するのにそれほどはやくない場合があります。予想どおりに到達するために、運転者はサポートのためにアクセルまたはブレーキペダルを踏む必要があります。第7世代の車両は、修正された安全な距離が保証されるように、加速/減速性能が速くなります。

書類には表が掲載されています。
その表では、80km/h → 100 km/hに加速するまでの時間を示しています。

縦軸が「目標速度」で横軸が「時間」を示しており、第6世代では緩やかなに加速していく一方、第7世代では加速度合が強くなっており、目標速度へ到達する時間が短くなっていることが確認できます。

また「減速」では、100km/h → 80 km/hに加速するまでの時間を示しています。

第6世代では加速と同じく緩やかに減速しており、第7世代ではこちらも減速度合が強くなって目標減速速度までの到達時間が短くなっていることが確認できます。

変更点② 設定された距離に到達するまでの時間が短い

検知エリア内に他の車両が入った場合、第6世代は設定された距離よりも短い距離で前の車両に追従し、その後、設定された距離を保ちます。一方、第7世代の車両は緩やかに距離を詰めていき、そのまま設定された距離を保ちます。

こちらも表が掲載されています。
この表を見ると、第6世代では一気に距離を詰めて、その後に設定された距離を保つように設定されており、第7世代は緩やかに設定された距離に近づいています。結果的に第7世代の方が設定された距離に到達する時間が短くなるということみたいですね。

感想

こういった書類があると、第7世代のMRCCが改善されたことを実感できて良いですねぇ。

この内容は藤原副社長が仰っていたことなのでしょうか?
マツダの追従型クルーズコントロール(MRCC)を改善することは宣言。

私も以前、山口旅行の際にMAZDA3に乗りましたが、MRCCの挙動には少しだけ疑問に思う部分があったので、もう一度乗ってみて改善された内容を確認してみたいですねぇ。