2019年11月1日、マツダの決算説明会が行われました。
そこでは今後のマツダの新ブランドを象徴する「Large商品群」の投入時期について述べられていました。
情報元:マツダ藤原副社長「マツダ地獄はなくなった」とするも、直6ラージモデル投入は1年延期 | レスポンス(Response.jp)
情報元は「レスポンス」です。
東京で行われた決算説明会での藤原副社長の発言を掲載していました。
そこに書かれている内容は以下の通り。
- ラージ商品群でも残価の高維持、短期間の乗り換えの促進を行いたい
- CX-5の2.2Lディーゼルエンジンに乗っている人が買い替えることができる価格
- それでいて広い価格ガバレッジの提供
- でも、リーズナブルな感じは出したい
- MX-30を開発した段階で得た技術をなどを取り入れるため、ラージ群投入を遅らせる
- 基本プラットフォームを見直すので全体が遅れる
- エンジン開発は順調に推移
- 遅れは大体1年弱(本来は2021年を予定していた)
以上です。
MX-30で得たノウハウを、プラグインハイブリッド系の開発に取り入れるためにラージ群全体を遅らせる判断をしたそうです。
「SKYACTIV-X」でもありましたが、最近のマツダは大胆ですねぇ。
マツダ、2020年3月期 第2四半期 決算発表をよく見てみる。(ラージ群向け技術の投入時期見直しなど)
前回の決算説明会のプレゼンテーション資料によると、2023年3期にラージ群を投入する予定のようですので、もう少し待つ必要がありそうです。
新世代スモール群の登場で期待が高くなったラージ商品群。
マツダとしても妥協したくはないのかもしれません。
ただ、そうなってくると、現行車種へのテコ入れが必須となります。
特に「マツダコネクト」関係は、早急に何とかしなければいけないのかな?と個人的には思っていますが、現実はなかなか難しそうです。
これらスモール群とラージ群の世代ギャップが長く続くのは、マツダにとっては不利だと思うので、何かしらの対処が必要そうですね。
どうでるのか、楽しみです。