マツダのフラグシップSUV「CX-9」
北米で2021年モデルが登場しました。
個人的に気になっていた「コマンダーコントロール」や「オーバーヘッドコンソール」についてを実車で確認してみます。
前回:続・実車の2021 CX-9に「新世代マツダコネクト」が搭載されていることを確認する
前回、2021 CX-9から搭載された「10.25インチセンターディスプレイ」の表示についてを調べてみました。さすがの大迫力に「これぞ、フラグシップSUV」と思わせてくれる出来となっています。
さて、今回は「コマンダーコントロール」や「オーバーヘッドコンソール」についてです。
情報元は、Autotrader内の「South Tacoma Mazda」です。こちらにはは2021年モデルの「GrandTouring」が掲載されています。
GrandTouringということで、外観デザインは以前のモデルのままとなっています。海外ではグレードで大きくデザインが異なってくるのがすごいですよね。
さて本題です。
まずは「コマンダーコントロール」です。
新世代マツダコネクト(マツダコネクト2)が搭載されましたが、2021 CX-9では初代マツダコネクトのコマンダーコントロールが使用されています。アイコン表記などが新世代仕様に変更されていますが、ほとんどの機能は同じです。
→2021 CX-9に搭載されている「コマンダーコントロール」の違いについてなど
こうして実物の写真をみて、やっぱり初代と同じ構造ですね。個人的には初代のコマンダーコントロールの方がボタン配置が考えられており、非常に押しやすくて好きです。
北米仕様では元々、日本仕様などに採用された「タッチパッド機能」は搭載されていないので、機能面での問題はなさそうですが、国内仕様でCX-5/CX-8に新世代マツダコネクトが採用された際には、コマンダーコントロールがどちらになるのかが非常に気になります。
次に「オーバーヘッドコンソール」です。
新世代マツダコネクトが搭載されたということで、緊急通報システムが採用されたのかと思っていましたが、オーバーヘッドコンソールには「SOS」ボタンは確認することが出来ませんでした。これがグレードによるものなのか、それとも北米では搭載されていないのかが気になります。コネクティッドサービス自体は搭載されているはずなので、物理的に不可能というわけではなさそうですけども。
最後に「センターディスプレイ」です。
ベゼル部分が少ないので迫力がありますよね。
それにしても画質が綺麗で羨ましい。
ただ、やっぱり360°ビューカメラの右側の表示が小さいのが気になります。
以上です。
2021年モデルは大きな進化を遂げています。
北米仕様でこれだけの進化を遂げているので、日本仕様ではどこまで新世代技術が搭載されるのかが楽しみですねぇ。