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超望遠レンズ「SONY SEL200600G」を購入しました【秘密兵器】

デジタル
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ソニー純正のEマウント超望遠レンズ「SEL200600G」

悩みに悩んだ末に購入しました。

デジタル一眼カメラαシリーズ用レンズ「SEL200600G」とは?
SEL200600G | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

泣く子も黙る「超望遠レンズ」で最大焦点距離が600mmという、日常生活で使うことはあまりないような遠距離からの撮影が可能となるレンズです。

詳細スペックは以下の通り。

 

仕様
名称 FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
型名 SEL200600G
レンズマウント ソニー Eマウント
対応撮像画面サイズ 35mmフルサイズ
焦点距離(mm) 200-600
焦点距離イメージ(mm) *1 300-900
レンズ構成 (群-枚) 17-24
画角 (APS-C) *1 8°-2°40′
画角 (35mm判) 12°30′-4°10′
開放絞り (F値) 5.6-6.3
最小絞り (F値) 32-36
絞り羽根 (枚) 11
円形絞り
最短撮影距離 (m) 2.4
最大撮影倍率 (倍) 0.2
フィルター径 (mm) 95
手ブレ補正 レンズ内手ブレ補正方式
テレコンバーター (1.4x) SEL14TC
テレコンバーター (2.0x) SEL20TC
フードタイプ 丸形バヨネット式
外形寸法 最大径x長さ (mm) 111.5×318
質量 約 (g) 2115

引用元:SEL200600G | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

ブログを始めてからカメラ撮影が多くなり、色々と「こうできたらいいのにな」と思うことが結構ありました。その都度、構図を工夫してみたり、様々なレンズを試してみたりと試行錯誤してきましたが、どうしても難しい場面がありました。

それは「遠距離」です。

距離はどんなに頑張っても縮められない場面があり、そんな時は仕方ないと諦めていました。ただ、今後ブログを続けていくにも新たな可能性を探っていかなければ、どんどんできることが少なくなってしまい、すぐに終わってしまうと感じていました。

そこで今年初めから検討を進めてものすごく悩みましたが、やっと購入に至りました。世の中やってみないとわからないことだらけですので、やれるのであればやってみようと思います。

ちなみに、悩んだ一番の理由は「価格」です。
希望小売価格は278,000円(税別)となっており、フルサイズ一眼カメラ本体と同じ値段か、それ以上のお値段となっており、購入するのにかなり勇気が必要でした。ただ、前へ進まない限り道はなし、購入を決断しました。

購入後、一番驚いたのが「箱の大きさ」です。

レンズ本体自体の大きさもさることながら、外箱も超巨大サイズとなっているので持ち運ぶのには大変苦労しました。そしてなにより、置き場所にも困りました……。箱の中はほとんど空洞なので、内容物というよりも衝撃吸収などを目的としたサイズ設計になっているのかもしれません。

内容物は以下の通り。

  • 説明書&保証書
  • フード(上記写真にはなし)
  • レンズフロントキャップ
  • レンズリアキャップ
  • レンズ本体収納ケース
  • レンズストラップ
  • 三脚座(本体に装着済)

非常に高級なレンズなだけに一通りセットになっています。
収納ケースは地味にありがたいんですが、キッチリ蓋が出来るタイプのケースではないので、持ち運ぶときには少し不便かもしれません。

レンズ本体はこちら。

レンズフードを装着しない場合はスペック通りの寸法です。
最大径は111.5mm、長さは318mmと通常使用するレンズとは比べ物にならない大きさとなっています。

レンズフードを装着すると、さらに長くなります。

長さ約40cmに達します。
こっちの方がカメラ本体といっても過言ではありません。

重量も約2kgあり、カメラ本体よりも重いです。
ここまでくるともう何が何だか分からなくなってきました。

ただ購入したからにはガンガン活用していかなければなりません。

先日行った大阪旅行を利用して色々と試験的運用をしてみました。

まずは「持ち運び」です。
単純に普段の荷物にプラスして2kgの長物が追加されるので、持ち運ぶ際にはそれなりの気合が必要となってきます。今回はノートパソコンも一緒に持って行ったので、かなりの重労働でした。ただ、この荷物で天王寺動物園などをひたすら歩きまわっても「もう無理……」とはならなかったので、まだ自分自身の体力はある程度あるようです。

次に、実際に使用してみました。
レンズ交換自体も難儀しますが、何よりも装着したカメラを持っていると周りの注目を結構集めてしまいます。かなり目立つので、慣れるまでは少し躊躇してしまうかもしれません。

さて、適当に撮影してみました。
まずは「大阪市立美術館」のまっすぐな道から撮影してみました。

撮影場所から美術館の距離は、約200mです。
等倍で撮影してこの画質には驚きました。
何も言うことなしです。
ただ、手持ちで撮影は重量との闘いでかなりブレますので、撮影自体の難易度は高めとなっています。

次に「美術館」から「あべのハルカス」を撮影してみました。

距離はどのくらいなのかわかりません。
撮影場所からあべのハルカスまでの直線距離は大体500mといったところです。目視でも明らかに遠距離と感じる距離なんですが、最大ズームでここまでの撮影が可能になっています。

すごい。

展望台の室内などもしっかりと写っています。
最大ズームでも精細な画質が保たれているのは流石「G」を冠しているだけありますねぇ。

まだ試験的な撮影しかしていませんが、かなり新たな可能性を秘めたレンズとなりそうなので、今からワクワクしています。

以前、職場にプロのカメラマンさんがいらっしゃったことがあり、カメラをうまくなるにはどのカメラを買ったらいいかを聞いたことがありました。その時、氏は「正直、職業じゃない限りは好きなカメラを買えばいい。どうせ誰も細かい部分なんか見ない。ただ、どう撮りたいか拘りたいならば程々のカメラを購入して、目的に合ったレンズを揃えればいいのではないか、正解はない」と仰っていました。

今、その言葉の意味が少しわかったような気がします。
カメラに正解はないですねぇ。
奥深い。

今後はこのレンズを使用して、当ブログの新たな可能性を見つけていこうと思います。