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【マツダ技報2019】「新世代マツダコネクト」のシステム構成について

マツダコネクト
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マツダ技報2019が公開されました。
盛りだくさんの内容ですが、一番興味があるマツダコネクトについてです。

情報元:【MAZDA】2019年マツダ技報|マツダ技報

情報元は、マツダ公式ページです。
SKYACTIV-X発表と同時に「マツダ技報」の2019年版が公開されました。
2019年版には非常に興味がありました。
新世代マツダコネクトが載るはずですからねぇ。
さて、さっそく見ていきましょう。
タイトルは「新マツダコネクトの開発」となっています。
マツダは、この新世代マツダコネクトを「マツダコネクト2」や「新マツダコネクト」と呼称しており、統一性がありません。呼びにくいので統一してほしいですねぇ。
次に一番興味がある「システム構成」です。

画像引用元:【MAZDA】2019年マツダ技報|マツダ技報

基本的な造りは初代マツダコネクトと変わりありません。
しかし、大きな進化点として「デジタル伝送」ですね。
音声や映像などを全てデジタルで伝送しています。
それに伴い音声通信は「Media Oriented Systems Transport(MOST®)」、映像通信には「Gigabit Multimedia Serial Link(GMSL)」を採用しているそうです。
これにより音質・画質劣化を防ぐとともに、CMU・オーディオアンプ・チューナー間での必要とされる制御・データ・音声通信を最小限のハーネスで実現しています。
残念ながらスペック詳細は書かれていませんでした。

他に気になる記述は「CMUのソフトウェアやナビゲーション地図の差分データ(日本市場のみ)を自動で更新し、システムを細心に保つことが可能とした」と書かれていることですね。
地図の差分データに関しては、日本市場のみのようです。
コネクティッドサービス自体も、現状は日本と北米のみなので、日本はかなり優遇されていることがわかりました。
今後はどのようにサービスを展開していくのか気になります。

このマツダ技報2019、非常に読みごたえがあります。
MAZDA3やSKYACTIV-Xなどなど面白い内容が満載です。
時間がある時に少しずつ読んでいきたいですねぇ。