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マツダ 藤原副社長インタビュー|「初代マツダコネクトの失敗」について語る

マツダ全般
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マツダの繋がるシステム「マツダコネクト」
そんなマツダコネクトについてマツダの藤原副社長がインタビューで答えています。

情報元:CASEは「独自部分だけでも、クルマ1台分の開発費がかかってます」 マツダ藤原副社長インタビュー(1) (1/6) – ITmedia ビジネスオンライン

情報元は「ITmedia ビジネスオンライン」です。
池田氏がマツダ藤原副社長に対してインタビューした際の内容が掲載されていました。
こちらにマツダコネクターとしては、大変気になる内容が書かれています。
書かれている内容は大体以下の通り

  • 「前のマツダコネクトで大変失敗しましたので」と発言
  • 初代マツダコネクトは2009~2010年あたりから開発開始
  • 当時、「コネクティビティ」を一緒にやってくれる人はいなかった
  • 唯一引き受けたのが「北米の会社(製造はハンガリー)」
  • マツダコネクト2では「ちゃんとやろう」
  • マツダコネクト2はトヨタと協業で、80数%はシステムが一緒
  • DCMもトヨタ製
  • トヨタに出向しているマツダ社員がいる
  • マツダ&トヨタの他にこのあと「誰か」が入ってくる

以上です。
非常に興味深いですねぇ。
藤原氏は「前のマツダコネクトは失敗」と発言しました。
こうやって率直に仰って頂けると嬉しいですね。
こういったことは有耶無耶にされてしまうことが多いですが、藤原氏はきっぱりと発言してくれるので大変気持ちがいい。初代マツダコネクトの失敗があったからこそ、今回の「マツダコネクト2」が大幅に改善されたので、決して無駄ではないことだと思っています。
そして、面白いのが「マツダコネクト2」は約80%がトヨタのシステムと一緒というところです。
以前から、トヨタと共同で製作していたことはわかっていましたが、ここまでトヨタのシステムが使用されていることには驚きました。
確かに、これなら確実ですねぇ。
正直、マツダとしてもこの手の分野の研究にお金をかけられないと思いますので、ここはトヨタの技術を借りて確実な道を歩んだ方が最善だと思います。

ますますマツダとトヨタの関係性が濃くなっているのがわかりました。
CX-8ではシートの供給も開始されましたしね。
ただ、マツダが今後生き残っていくにもトヨタの力は絶対不可欠です。
お互いに協力しながら切磋琢磨して、よりより「ものづくり」をしていってほしいですねぇ。