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アクティブスピーカー「FOSTEX PM0.4c」を購入しました

デジタル
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作業環境の改善シリーズです。

以前から考えていた「スピーカー」を買い替えてみました。

自作パソコンを使用してから、色々とパソコン周辺環境を見直しています。学生時代から使い続けている機器も多いですし、他にも試してみたいことが増えてきました。

ということで、今回は「スピーカー」です。
パソコン周辺機器でも結構重要な機器のひとつですよね。私は音楽や音声は基本的にスピーカーを使用しています。自宅でのイヤホンやヘッドホンは窮屈感があってあまり好みではないんですよねぇ。

1年前くらいから買い換えを検討していました。
始めは「BOSE」や「creative」というメーカー製のを購入しようと考えていました。しかし、BOSEに関しては「半導体不足により在庫枯渇」で購入不可、「creative」に関してはあまり音質が好みではありませんでした。どちらもドンシャリ系なんですよねぇ。

他にも、ロジクールなどの定番製品でもいいかと思っていたんですが、せっかく買い替えるのならある程度豪華ものでワンランク上にチャレンジしてみないと面白くありません。

悩みに悩んで決めたのが「FOSTEX PM0.4c」です。
PM0.4c | Fostex(フォステクス)

正直、こちらのメーカーを知りませんでした。
どこか海外の会社かと思っていましたが、調べてみるとかなり有名な日本の各種音響機器メーカーさんだった知った時は驚きました。主にOEM受託をを主力としており、ソニーやヤマハなどに供給しているんだとか。自社では「Fostex(フォステクス)」というブランドでスピーカーを販売しています。

FOSTEXでも「PM0.4c」の他にも「PM0.3H」という比較的価格が抑えめなモデルも存在しています。こちらとも悩んだんですが、せっかくならも更なる上を目指したい。

そして購入の決め手は、色々なレビューを読んでみると「素直な音がする」と「サイズ的に机に置ける」ということが分かったからです。一部の音を強調させない「素直さ」というのは個人的に最も好みなんですよねぇ。

さっそく購入して開封してみました。

購入価格は約2万6千円でした。
販売サイトによってはかなり価格が異なっているので、購入時に一番安いお店で購入しました。

箱は段ボール箱となっており、かなりシンプル。
開封してみると、発泡スチロールで保護されているスピーカーがありました。

隙間なく梱包されているのが安心できます。
こちらの商品は2個のスピーカーが1セットとなっています。スピーカーで色々と調べていると、高級スピーカーの場合スピーカーが1つで販売されているのには驚きました。

さっそく取り出して全体像を確認してみます。

スピーカーサイズは「13cm(W) × 22cm(H) × 16.9cm(D)」となっています。こういった本格的なスピーカーとしてはかなりコンパクトサイズになっているのがすごい。一般家庭がパソコンで使用するには大きすぎな感じですが、これぐらいのサイズでないとワンランク上の「音質」というのは味わうことができないんですよねぇ。

スピーカー裏面は以下の通り。

スイッチ類は裏面に集結しています。
電源、音量ツマミ、自動スタンバイモードなどが用意されています。ボタン類が全て後ろにあるのは正直ちょっと使いづらいです。

左右のスピーカーをつなぐには「スピーカーケーブル」という銅線のようなものでつなぐ必要がありました。今までこういう方式のスピーカーを使用したことがなかったので新鮮。

音声入力は「RCAピンケーブル」となっています。
よくあるスピーカーはステレオミニプラグで接続するので、こちらもちょっと特殊になっていますねぇ。

内容物は以下の通り。

  • 電源コード(2.0m)×1
  • スピーカーケーブル(赤/黒、1.5m)×1
  • フォーン-RCAピン・ケーブル(1.5m)×1
  • ステレオRCAピンケーブル(1.5m)×1

注意が必要なのは「ステレオミニプラグ」が付属されていないことです。最近のパソコン環境では「RCAピン」は存在していませんので、何かしらに変換するケーブルを別途購入する必要があります。

これにはちょっと焦りました。
どうしようかなと調べていると「FOSTEX PC-1e [ボリュームコントローラー]」というものが販売されていることを知りました。

PC-1e | Fostex(フォステクス)

アクティブスピーカーの音量調整ができるボリュームコントローラーです。同じFostex製品ですし、この商品は「入力:ステレオミニプラグ、出力:RCAピンプラグ」となっています。ボリュームコントローラー付属品には「ステレオミニプラグケーブル」が付属しているので、この商品を購入すれば、音量調節も改善されつつ、ケーブル類が全て揃うという一石二鳥になりました。(ただ結局、音質改善を極めるためケーブル類は全て買い換えました)

というわけで、取付作業を行いました。
さっそくパソコンから音楽を流してみると「あ、違う」という言葉が漏れてくるほどに音の違いを実感することが出来ました。音質ド素人の私でも実感できます。

なんというか「音に厚みが加わった」という感じがします。大音量にしなくても音楽に迫力と臨場感が生まれ、ただきいているだけでちょっと感動してしまいそうでした。音質自体も評判通りに「素直な音」を出力してくれますので、一部の音が強調されるということはなく、聴いていて違和感を感じることはありませんでした。

スピーカーが違うだけでここまで違うんですねぇ。
これは買い換えて正解でした。

ただ欠点もいくつか存在します。
書き出してみると以下の通り。

  • スイッチ類が裏側にある
  • 無音時のホワイトノイズがする
  • スピーカーにイヤホンジャックが存在しない

ON/OFFスイッチは前面に欲しいですねぇ。
使用をやめる時に裏面まで手を伸ばすのは少し面倒くさい。ただ音声調整に関しては前述の「音声調整コントローラー」で解決しました。

そして一番の問題は「ホワイトノイズ」です。
無音時に「サー」というノイズがなっているのが厄介です。これがなかったら電源つけっぱなしでもよかったんですけど、この「サー」音があるのでOFFにせざるを得ません。今後、何かしらな解決方法がないかを探していきたいと思います。

「イヤホンジャック」は存在しません。
たまにイヤホンで聞きたくなっても気軽にできません。ただ、私はワイヤレスイヤホンでBluetooth接続をしているのでそこまで影響はありません。

以上です。
ずっと悩んでいた「スピーカー」を解決できました。
なかなかに大きな買い物となりましたが、ここでケチってしまってはまた同じ後悔をしてしまうので、今回も思い切って購入することができて満足。ホワイトノイズに関しては解決方法を探しつつ、正直自分自身が慣れてしまえばいいのでは?とおもっていますので、そこまで気にしていません。

パソコン周辺環境の構築って楽しいですねぇ。