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海外のマツダ複数モデルでエンジンの暖気時間が長い事象について【TSB】

マツダ全般
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海外のマツダ車で「エンジンの暖気時間が長い事象」が起こっていたそうです。

情報元は、欧州向けのTSBです。
こちらに書かれている内容は以下の通り。

■Ref.Nr.
R054 / 21

■表題
いくつかのモデル-ウォームアップ時間が長い、または熱出力が不十分。

■対象車種
MAZDA2(DJ/DL)、MAZDA3(BP)、MAZDA6(GL)、CX-3(DK)、CX-30(DM)、CX-5(KF)、CX-8 (KG)、「MX-30(DR)」(SKYACTIV-G 1.5/2.0/2.5エンジン搭載)

■説明
お客様の中には、以下のような症状を訴える方もいらっしゃいます。
– エンジンの暖機時間が長い。
– エンジン温度計が変動する。
– 冷却水温低下表示灯(青)が長く点灯している、または走行中に点灯する。
– 特にアイドリング時の熱出力が不足している。
注)SKYACTIV-G 2.5Tエンジン搭載車両は対象外です。

■原因
冷却水制御弁のフェールセーフサーモスタットの製造ばらつきにより、サーモスタット内の空洞にエンジン冷却水が入り、低温(40~80℃)でサーモスタットが意図せずに開いてしまうことがある。

■シリーズ生産の変更
クーラントコントロールバルブの製造工程を変更しました。

こういったこともあるんですねぇ。
エンジンの暖気が長かったり、エンジンの温度計が変動、さらには走行中に冷却水温度低下表示灯が点灯したりと、確かに異常に感じる挙動をしますねぇ。

ただ「SKYACTIV-G 2.5T」は対象外のようです。
すでにクーラントコントロールバルブの製造工程を変更しているそうなので、もうこの問題が起こることはないのかもしれません。