マツダの主力SUV「CX-5」
2021年商品改良で登場した特別仕様車が、どの新モデルを先取りしているのかを考えます。
前回:実車で見比べるCX-5とCX-50の「シグネチャーウイング」
前回、北米で投入される予定の「CX-50」の実車がマツダ車販売店に届いているのを知りました。2022 CX-5と横並びになっており、シグネチャーウイングなどのデザインがCX-5に取り入れられていることがよくわかります。
そして、日本国内でCX-5に「3つの特別仕様車」が投入されました。マツダとしては「CX-5」をあらゆるユーザー向けにという願いでベクトルの異なる特別仕様車を開発したみたいですが、実はそれぞれは今後出てくる新モデルの何かしらを先取りしているのかもしれません。
もしそうだとしたら、それぞれがどれに該当するかを考えていました。
車両元画像:MAZDA
左:Exclusive Mode(CX-60)
中:Sports Appearance(CX-5)
右:Field Journey(CX-50)
今までのデザインの方向性とは異なるExclusive ModeとField Journeyに関しては、CX-60とCX-50の要素を先取りしたモデル、そしてSports Appearanceは、逆にCX-5の正統進化といえるのかもしれません。
これならば、高額なラージ商品群を購入できない層でも気軽にラージ群を体感できそうですし、CX-50に関しても北米以外でアウトドア仕様を投入することが出来ます。
CX-5は本当に万能ですねぇ。
マツダとしては現主力モデルの可能性をもっと引き出していきたいのかもしれませんねぇ。