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「MX-30 SeDV & CX-60 展示イベント in 新宿高島屋」を見学してきました(MX-30 SeDV編)

マツダ全般
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マツダが新宿高島屋で展示イベントを開催していたので行ってきました。

イベント詳細
「MX-30 SeDV」と「CX-60」が高島屋新宿店で10月27日から展示されるそうです

マツダが都内で立て続けに開催しています。
今回のイベントでは、個人的に物凄く興味があった「MX-30 SeDV」が展示されるということで、さっそく行ってきました。

普通の「MX-30」に対して手動運転向けにカスタマイズされた車両となっています。ベースが量販モデルということもあって、足を使用しての運転も可能となっているそうです。

マツダが公開している動画などで色々と機能的な部分は知っていたんですが、個人的にとても興味がったのは「車椅子自動収納」機能です。

ルーフに設置されているこの部分に車いすを収納するんだとか。

キャンプに行くかのような自然と装備されているのが印象的ですよね。これなら装着しても車いす収納用なのかどうかはまったくわかりません。

それと、実際に車いすを収納する様子を見学させて頂きました。

ステアリングホイール横にある専用スイッチを押し続けることで「車椅子収納」が上記写真のように車いすを収納もしくは取り出しをしてくれます。これは便利。

基本的に車いすを利用している方は「車椅子は自分で後部座席に積み込む」そうなので、この機能を利用する方は主に自分で積み込む力がない方なんだとか。自分の知らないことばかりでとても勉強になります。

続いて「内装」です。

基本的には量産車両と同じです。
特徴的なのがステアリングホイールの内側についてる「手動運転用アクセル」です。

この部分を手で操作することでアクセルを踏むのと同じ効果を得ることができるそうです。そして、ブレーキはセンターコンソール付近にある専用の手動用パドルとなっていました。

こちらを手で押し込むとブレーキがかかります。
さらにノブの右横には「ハザードスイッチ」「ブレーキ固定」などの機能が備わっており、運転時に左手をあまり動かさずに色々と作動させることが可能となっているのが便利でした。

実際にシミュレーターも用意されており、私も体験させて頂きました。アクセルもブレーキも足で踏んだ時と同じような感覚となっており、ゲームのボタン操作とは違うリアルな操作感を手だけで行うことができます。また、ブレーキノブを押し込んだ状態でノブ横のボタンを押すと「ブレーキ固定」がされて、信号待ちなどでもノブを押し続けなくても大丈夫と親切設計。さらに、元々MX-30に備わっている「AUTO HOLD」機能も使用できるそうなので、このブレーキ固定を使用しなくとも大丈夫なんだとか。

さらにブレーキ操作で腕の疲れを軽減させるサポートもありました。

これがまた絶妙にサポートしてくれます。
しかも内装と合わせてデザインされているので、装備していても全く違和感がありません。設置場所は「ドリンクホルダー」なので、必要のない方は取り外すこともできるそうです。

ラゲッジルームには、車椅子に座った状態でラゲッジルームの扉を閉めることができるように、専用の装備が用意されていました。

このわっかになっている部分を掴んで下に引っ張るとラゲッジルームの扉を閉めることができます。これもとてもよくできており、確かに低い位置からも容易に閉めることが出来ました。

最後に「おまけ」です。

スカッフプレートは特別に造られたものだそうです。
MAZDA E&Tさんがこの車両の開発に携わっているようですねぇ。

以上です。
とても勉強になりました。
説明員の方もとても親切に解説してくださり、車椅子を利用している方がどのようにクルマに乗り込んで運転をするのかなどを学ぶことが出来ました。

今回の「MX-30 SeDV」に盛り込まれた機能は、色々と足で運転する車両へも応用できるのではないかとも思いました。手で運転することの方が楽な人もいそうな気がしますので、それはそれで新たな可能性を秘めていますよねぇ。運転免許を持っていれば、この手動運転車両で公道を走ることができるそうですし。あのアクセルとブレーキの押し込み具合はゲームにも応用できそう何てのも思いました。

マツダはこういった事も考えているんですねぇ。
今回のイベントはとてもいい企画だと思います。普段こういった事に触れ合う機会は中々ないので、気軽に見学できることは非常に嬉しいですねぇ。今回このようなイベントを開催して出さったことに感謝。

それと改めてマツダの凄さを知りました。